活動報告・レポート
2020年2月18日(火)
助け合う関係
助け合う関係

「困った時に助け合える関係は良いですよね」と話してくれました。困ったことには種類がありますが、やるべき期日を急ぐこともその一つです。締め切りの日が限られている場合、そのことを頼める人がいることは大事です。「期日までに仕上げるのに必要なこと」や「参加してもらえる人を集めること」など、時間が限られている場合に頼める人がいることは、とても大事なことです。

話をしたTさんは「頼みごとは時間がないことが多いですよね。そんな時にうまく捌ける人に頼むことです。うまく捌ける人とは『この人に頼まれたら断れない』と思う人のことです。時間がない場合は、そんな人に依頼しなければ目的を達成できません」と話してくれました。

一番難しいものの一つが「人を集めること」です。人それぞれに自分の時間がありますから、簡単に人は集まってくれません。無理を頼める関係にある人がいることは心強いことです。

「困った時に助け会える人を大事にすること」。そして、その受けたご恩を忘れないで、「いつか返せる人」でありたいものです。助けてもらったことを忘れてしまって平気でいる人がいますが、そんな人からは信頼は失われます。その人が助けてもらって仮に利益を得たとしても、ご恩を忘れる人や受けたご恩を返す気がない人は、人として大切な徳をなくしています。

利益も徳も得ようとすれば、助け合う関係でいることが大事です。

いじめ問題

いじめの問題は表面化する時には、切迫した状況の時が多いように思います。水面下でいじめが進行していて、表になった時は当事者間や学校内だけで収まらないケースが多いように感じています。知り得た時、相談があった時などは、直ぐに学校現場に入り解決のために動くことになります。繊細な問題なので極力知れることのないように、そして迅速に対応することが求められていると考えています。

ひとつの問題が解決をした結果、この生徒は今春に高校進学を果たすことができました。いじめを受けていた時、学校に行けない時がありましたが学習を続けて目的を達成したのです。助けや応援もありましたが本人の意思が現状を打開したと思います。

こんな時、頼りになる教師と、話を聞いてくれない、動いてくれない教師などに分かれます。

頼りになる教師がいれば問題は解決に向かいますが、そんな教師が居なければ問題は長期化していきます。いじめ問題に直面した時は、早期対応と早期解決を図るような対応をしたいと思います。今回のケースは早期対応したことで解決できた事例だと思います。

書道のお稽古

令和2年6月に山西教室の書道展が開催される予定です。今夜から作品展に向けてお稽古を開始しました。毎年、開催されている作品展に僕も作品を出展していますが、今回も出展することになりました。山西先生と話し合って、今年の作品で書く字を決定しました。

今年は、これからに勢いを持たせ、天に駆け上るような気持ちを込めて出展作品を仕上げたいと考えています。

山西先生の教室は「楽しく」がモットーです。堅苦しいものではなく、精神を統一して書くのではなく、先生と生徒で会話を交えながら「楽しく」お稽古をしています。その結果、伸び伸びとした作品が仕上がっていると思います。さあ今年も、これから新しい作品作りに励むことにしています。

その他

知人の飲食店を訪ね、新型コロナウイルスの発生によるお店の現状をお伺いしました。現状、売り上げは20パーセントから30パーセント落ち込んでいると話してくれました。お客さんからのキャンセルが相次ぎ、厳しい環境に置かれています。売り上げの減少は経費削減で補っていますが、長期化すれば「緊急融資なども必要となる」ということです。

取り巻く環境として、令和元年10月の消費税増税、年末年始の長期休み、令和2年1月の断水の問題、そして新型コロナウイルスの問題など、経営環境を悪化させる出来事が続いています。

「今が厳しい時ですが、耐えて回復をしたいと思います」と話してくれたように、諦めないで乗り越える意思を伝えてくれました。