活動報告・レポート
2020年2月14日(金)
新型コロナウイルスへの対応
新型コロナウイルスへの対応

和歌山県内で新型コロナウイルスが発生したため、和歌山県庁内に昨夜から「和歌山県新型コロナウイルス感染症対策本部」を立ち上げて対応しています。

  • 第1報。令和2年2月13日、新型コロナウイルスの検査により、県内在住の1人が陽性であることが判明しました。
  • 第2報。令和2年2月14日 新型コロナウィイスの検査により、県内在住の1人が陽性であることが判明しました。

和歌山県で新型コロナウイルスの症状患者が発生したため、県から県民の皆さんへの呼び掛けです。

「新型コロナウイルス感染症の現状からは、人から人への感染は認められるものの、我が国では爆発的な広がりは認められていません。このため、県民の皆様におかれましては、過剰に心配することなく、風邪やインフルエンザが多い時期であることを踏まえて、咳エチケットや手洗い等、通常の感染対策を行うことが重要です」。

また予防のポイントとして次の三点を伝えています。

  • 流水と石鹸による手洗いを頻回に行いましょう。特に外出先から帰宅した後や咳をした後、口や鼻、目などに触る前には手洗いを徹底しましょう。
  • マスクを正しく着用しましょう。
  • 咳やくしゃみをする場合には、ティッシュやハンカチなどで口と鼻を覆い、周りの人から顔をそむけましょう。その後、使用後のティッシュはフタ付きのゴミ箱に捨て、流水と石鹸で手を洗いましょう。

感染予防のために是非、心掛けて下さい。

また昨日、2月13日に開催した「和歌山県新型コロナウイルス感染症対策本部会議」における知事のコメントです。冷静に対応するための参考にして下さい。

「ちょっとどういうふうにしてこの人は感染したか分からないという、気持ち悪さがあるのですが。そして、誰と接触したか。分かりにくい初期症状になるという問題があって、これは慎重に調べてないといけないんですけど、だけど、例えば普通のインフルエンザみたいな空気感染するわけでもないし。

皆さん落ち着いて、今まで言われたこと、例えば、手洗いとかうがいとか、あんまり濃厚接触しないようにしようとか、マスクはできれば着用しようとか、そういうことについて、きちんと守っておいていただいたら。日常生活については、支障なくやっていただいたら良いんじゃないかとそんなふうに思っています。

今この方が入院しているところは勿論我々はちゃんとわかっているんですけども、そこではちゃんと隔離されて、他の人と接触しないようにされているので、その病院について危ないわけでもなんでもありません。従って、どこへ行ったの、といった話は詮索するようにしないでいただきたい。発表する必要があったら、今まさにこの人が勤めている病院をちゃんと発表しましたように、私のほうで、危ないと思ったら全部トレースして発表します。

それから、勿論何処のだれで、どんな家族で何処で住んでいるか、そういうことはやる必要がないと思いますので、そこの、ご家族の方とは接触していますから、直ちに調べているわけですけど、近所にうつるわけではありませんので、是非、皆さん、冷静にお願いしたいというふうに思います」ということです。和歌山県として責任を持って対応しているところですので、ご理解をお願いいたします。

昨日から皆さんから多数の問い合わせをいただいていますが、和歌山県としての公式発言を参考にして欲しいと思います。

本日の活動
  • 元和歌山県飲食業組合の理事長が訪ねてくれたので懇談しました。令和2年度の活動に関して依頼を受けたので、対応することの回答を行いました。元理事長からの依頼に応えたいと考えています。
  • 現場視察した結果の報告を行いました。課題を持って視察をした結果をまとめていますが、それを報告することで自分も理解が深まります。
  • 人権研修を受講しました。差別をしようと思っている人はいないと思いますが、無意識の中にある差別意識について考える契機となりました。