活動報告・レポート
2020年2月3日(月)
ありがとう和歌山
ありがとう和歌山

友人が以前、東京から和歌山市に来てくれた人が「和歌山市は『ありがとう』が多い街ですね。日本で一番『ありがとう』が多いのが和歌山市だと思いますよ」と話していたことを伝えてくれました。「ありがとう」が一番多い街和歌山市。誇りに思いますし、とても響きが良いと思います。

こう話してくれたのは、食事に行った時でも、立ち寄ったお店でも、コンビニでも、和歌山市のお店は「ありがとうございます」、「ありがとう」、そして和歌山弁で「ありがとうやで」など、お客さんに「ありがとう」の言葉を掛けてくれるということです。その「ありがとう」を伝える頻度が日本一多いと感じてくれたのです。

これは和歌山市を誇りに思えるような凄い話だと思います。何気なく店員の方と接していますが、確かに「ありがとう」が多いように思います。

東京から来てくれたこの方は「お金を支払う時も、レジを離れる時も『ありがとう』と言ってくれるので、本当にたくさんの『ありがとう』を言ってくれます」と言ってくれたことからも、和歌山市が印象に残っているようです。

嬉しい話を聞かせてもらったのですが、この話をしてくれたのは昨日の活動報告「お客さまは神様か」を読んだ感想を伝えてくれた時でした。「かつて和歌山市は『ありがとう』の言葉が多かったのですが、今ではお客さんが神様になっているので、お客さんの方に感謝の気持ちが無くなってきている」ことを懸念しての言葉でした。

話を交わしている二人で「和歌山市が『ありがとう』日本一の町だったのであれば、その大切なものを取り戻そう」と思いました。あったものを取り戻すこと。それが「ありがとう和歌山」の取り組みになれば素敵なことですし、素敵な街になると思います。

何かをしてもらった時、動いてくれた時、素直に「ありがとう」の言葉が出てくる人がいっぱいの街、和歌山を目指すこと。またひとつ、今年の目標ができました。

風吹山弁財天

「風吹山弁財天」さまを訪ねました。この弁財天さまは力が強く火の神様と言われています。昨日、思うことがあり気分が優れなかったため「風吹山弁財天」さまに向かったのです。そうしたところ住職さんがいたので驚きました。ここで会ったことがなかったからです。

住職さんから「私は滅多にここに来ないのですよ」と笑顔で話してくれました。僕は「住職さんに会えたのは僕の運が強いからですね。元気になりました」と答えました。

その後、ここの「風吹山弁財天」さまについて話を聞かせてもらいました。「神様が降臨する時があるので来て下さい。神様が降り立った時は、それは燃える火が凄い音がします。そこに願い事を伝えて下さい、叶う場合はその火の音が大きくなりますから。叶わない場合には、音は小さくなり火は鎮火します」と話してくれたのです。

その日時を教えてもらったので、是非訪れたいと思います。住職さんは「ご縁ですから、是非、来て下さい」と微笑んでくれました。必要な時に必要とする人と会うことができる。そんなご縁を感じることができました。

ご縁の不思議、必要な時に必要な人と出会う不思議、そして交わす言葉の不思議。次につながる不思議。そんなことを強く感じました。「神様に護られている」と感じられる瞬間をいただいたことに感謝しています。

お悔やみ

昨日に続いて後輩のお別れに行ってきました。誰でもいつかこの世を去るのは同じですが、あまりにも早い旅立ちに言葉がありません。「人は何をするために生まれてきて、何を残して去るのだろうか」と考えてしまいました。その答えは分かりませんが「大切な人が去る時に教えてくれることがある」と感じました。「人のために生きることだよ」と聞こえました。人のために生きた結果がお悔やみしてくれる人、涙を流してくれる人の人数になります。それが旅立ちに相応しい光景だと思います。

出会った人やご縁のある人に残したものが、この世での宝物だと思います。生前大切にしていた宝物は持っていくことができないけれど、本当の宝物は人の心に残したものだと気づきます。

安らかにお眠り下さい。