「今年、掲げているテーマは応援」という話を聞きました。会の主宰をしているこの方は「会員のみんなを応援したいと思っていますし、会員の皆さんは周囲の人を応援できる人になって欲しいと思っています。今年のテーマは応援です」と言う話です。応援は人を励ます源泉になりますし、元気にさせることが可能な力です。
そして「今年3月に、全日本応援協会の朝妻久実さんに和歌山市へ来てもらいます。応援の力を和歌山市の皆さんに伝えたいと思います」と話してくれました。そういえば昨年、「応援の凄い人に和歌山市で講演してもらうために東京へ会いに行きます」と話していたことを思い出しました。この企画を実現させた力を凄いと思います。
この一般社団法人の東京、JR新橋駅で通勤の皆さんを応援している姿を動画で見させてもらいました。「人に元気を与えている、励ましている凄い活動だ」と思いました。笑顔と言葉、そして元気を与えられる応援という行為。朝、「眠いなあ」などと思いながらも通勤する皆さんを、見事に励ましています。人を励ますこと、元気づけること。そんな応援の力を動画から感じることができました。
突然、思い出したのですが、何かのテレビで「高校野球の甲子園大会のアルプススタンドで応援している高校生が出演」している番組がありました。クイズ番組だったように思いますが、クイズに正解した人に向かって、甲子園の応援と同じようにブラスバンドが「応援曲」の演奏を行い、応援団が「かっ飛ばせ―〇〇」、「打て、打て〇〇、ホームラン、ホームラン〇〇」など本物の応援を行ったのです。
応援を受けた正解者の皆さんは「めちゃ、気持ちが良い」、「これ、最高ですね」などの感想を話していました。応援されると気持ちが高まりますし、励まされることで気持ちよく、そして元気になっていきます。
応援されると人の細胞が覚醒していくように思います。細胞が目覚めると元気になっていく。その感じは何となく理解できます。
それは以前体験した「褒めゲーム」と似ていると思うからです。このゲームは5人ぐらいで行うゲームです。5人の中の1人が褒められる役、残りの4人が褒める役になります。褒められる人に向かって4人が並び、1分間、その人のことを褒めまくります。
褒められる人は「とても恥ずかしい」のですが、同時に「とても気持ちが良い」のです。人は褒められると気持ちが良くなりますが、日常や仕事の場面で褒められることは少ないのです。だから褒められると自信になりますし、「やれる」と思えるのです。
応援の力も「褒められる体験」と似ていて、細胞を覚醒させ、自分の力を引き出してくれると思います。
辛い時の応援。頑張っている時の応援。励まして欲しい時の応援は力になると思います。また何もない時でも応援されると、力が湧いてくると思います。JR新橋駅で通勤の人を応援している動画を見て「通勤の皆さんの心に元気を注いでいる」と感じました。何もない時でも応援されると元気になるものです。まして名前を呼んでもらっての応援は照れると思いますが、大きな元気を得られると思います。
人を応援することで人を元気にできますし、応援する自分も大きな声で応援の言葉を発しているので、同じように元気になると思います。
迷惑なトラブルが発生したことから、悩んでいる皆さんの相談を聞かせてもらいました。法律でも裁けない、行政法での解決も難しい問題ってあるものです。トラブルの原因になっている人は人の話を聞く姿勢を持っていないので、話にならないばかりか迷惑行為を続けているのです。
集まってくれた皆さんの顔からは疲労の色が伺え、また精神的に滅入っていることが分かる程でした。「なるべく早く解決を図らなければ、皆さんが疲れ切ってしまう」と思ったので、話を終えて、早速、行動を起こすことにしました。法的にも行政的にも対応が難しい案件のため、とるべき行動は難しいのですが動くことでチャンスを作ることができると思います。現状打破は動くことから始まりますから、小さな糸口を見つけて動くことにしました。
毎年恒例の、某組織の新春の集いに参加しました。ここでの今年のテーマは「至誠通天」であることを発表してくれました。これは吉田松陰の言葉で「誠を尽すことで思いは天に通じる」ことを意味しています。このテーマと共に挨拶の内容から、困難に立ち向かう姿勢の表れだと感じました。社会からの信頼を得るための活動を展開することを伝えてくれました。