活動報告・レポート
2020年1月9日(木)
議会での質疑
議会での質疑

偶然、元職員さんと会う機会がありました。話をしていると次のような話をしてくれました。「現役時代、片桐さんの県議会での一般質問を楽しみにしていました。いつも、今よりも一歩先を行く質問なので、今回はどんな話をしてくれるのかを楽しみにしていました。

一歩先を行くためにはどれだけ事前に調査しているのだろうと思いましたし、質の高い議論は近くで聴いていて楽しくなります。質疑を楽しいと思えなければ、県政の発展にならないと思います。一般質問の結果を受けてやるべきことをやるのですから、楽しくない結果を実現に向かわせるよりも、楽しい結果を実現させる方がやりがいがあるのに決まっています。

本会議での質疑を、時には直接聞かせてもらいましたし、時には県庁内のライブ中継で聞いていました。やはり問題提起をしてくれる質問は楽しみですし、提言型の質問も楽しみなことです。現状を調査した上で提言してくれる人は少ないので、党派を超えて期待しています」と話してくれました。

このような評価をいただいたことに感謝していますし、県民の皆さんから期待に応えられる議会活動を目指しているので有り難い話だと感じています。色々な場面、行政課題と向き合っている職員さんは行政の仕事に精通しているプロです。プロの人と議論をすることや、同じ前提条件まで知識を得たうえで政策を提言することは楽しいことだと感じています。

僕はそのうえで一般質問をしていますから、その行いを評価してくれていることを素直に喜びたいと思います。誰でも同じだと思いますが、やっていることを評価してもらえることは嬉しいことですし、行政のプロから評価をしてもらえることは更に嬉しいことです。

特に議員にとって一般質問は最大の果たすべき役割ですし、与えられている真剣勝負の場ですから、そこでの議論を聴いて評価してくれることは有り難いことです。

そして「職員は議員さんと行政課題について議論をすることによって能力が鍛えられます。一般質問の場があることは有り難いことですし、議論し合うことが大事なことだと思います。そして自分が議員さんと議論をした結果、本会議の一般質問で質疑を交わしている場面を見ることは嬉しいことなのです。何故なら、自分が議論したことを議員さんが本会議で取り上げてくれて、知事や部長と議論を交わすのですから、見ていて楽しくないはずはありません。そして質疑の質が高ければ、県政は前進しますし関われたことを嬉しく思うのです」と伝えてくれました。

議会に関わった経験のある職員さんと、議会に関して思ったことを話し合える機会があったことを嬉しく思います。行って良かった、参加して良かったと思える出会いでした。

トップを訪ねる判断基準

大きな組織の元幹部の方からアドバイスをいただきました。それは「時にはトップを訪ねることは大事なことです」ということです。

通常は担当してくれる職員さんを訪ねて打ち合わせを行いますが、時にその事業所のトップを訪ねて挨拶を交わすことは大事なことだそうです。それは「この事業所に関心を持っていると感じてもらえること」、「情報交換によって意思疎通が図れることで信頼関係を築けること」、「対応してくれる職員さんの良さを、トップに知ってもらうことで『部下を称える』ことにつながること」などの理由からです。

但し、事業所のトップには二つのタイプがあり「議員にはどんどん来てもらいたい」と思う人と「議員の訪問はできれば避けたい」というタイプです。

前者の人の場合、顔を合わせられるので、十分な意見交換ができますから信頼関係を築くことができます。二度目の訪問時からは、直接訪ねることに躊躇することがなくなります。

そして人に会うことが好きな人は、「多少のリスクがあっても得られる成果が損失を上回ると考えた場合、「よし、やれ」という姿勢を取ります。決まりやルールを大きく逸脱するような判断はしませんが、それらを意識するあまり、必要以上にルールに縛られることはしません。ルールの範囲を小さく解釈するようでは、思いが達成できないことを知っているからです。

後者の場合は信頼関係への発展性がないので、次回からは考える必要があることになります。決まりやルールの幅を広げて対応してくれないので、物事を少しでも前進させることにはならないからです。

明るくて前向きで人と会うことが好きな人は訪ねることで信頼関係は深まっていくので、直接、訪問したいものですが、相手が失敗を恐れるタイプで訪問を避ける人であれば見合わせることも有り得ます。とにかく、訪ねてどんな対応をするのかを確かめることで、それからの仕事の進め方が違ってきます。

同級生

東京在住で子ども達への教育や、エンターテイメントなどの分野で活躍している同級生が訪ねてくれました。今年から「和歌山市に一カ月に一度ぐらい訪ねて活動を実施することを考えている」という話を聞かせてもらいました。

そして飛び切りの笑顔で「私は今、生きている〜って感じています」と話してくれました。「いま生きている」と感じられることは最高の幸せです。それは「やりたいことがやれている自分がいるから」です。

子ども達の教育を実践していることから「子ども達には未来を与えること」を活動目標に掲げ、同年代の人に対しては「今を楽しむこと」を伝えています。そして年上の方々には「充実して生きること」を伝えているのです。

世代によって与えられるものが違うことを意識して活動しています。仕事は教育に生かし、エンターテイメントは好きなことの活動だそうです。

「目標を掲げて仕事ができることは嬉しいことです」と笑顔で話してくれました。夕刻、関西空港から羽田空港に向かいました。次回は2月のイベント企画で会うことになっています。