ウォーキングを楽しむ会である「わくわくサークル」の新春の歩き始めと、新年会が開催されました。このサークルは毎月一度のペースで県内外を歩くことを企画しています。毎年、毎回、ウォーキングコースを設定してみんなで歩いているのです。和歌山県内では熊野古道や高野山などを歩き、県外でも名所を歩くコース設定をしています。
僕は昨年、明石海峡大橋のウォーキングに参加しました。大橋のウォーク自体はそれほど距離はなかったのですが、橋の下のグレーチングの橋を歩くので、真下に明石海峡が見えて高所恐怖症の人は動けないと思うほどです。海の上の高いところを歩いていると思うと前に進めなくなります。少し視点を前に向けてなるべく下を見ないようにして歩くことで前に進むことができると思うものでした。
このように健康を維持するためのウォーキングと観光を兼ねて毎月のように行き先を企画して開催しているのです。
さて新年会は会員の半数近くが集まって交流を図りました。令和2年のウォーキングコースと懇親会の企画発表がありました。今年は出雲大社に行く企画もあり、昨年同様に楽しみのあるコース設定になっていました。
さて新年会に際して少し挨拶をさせていただきました。
皆さん、新年おめでとうございます。今日は新春歩き始めの日、お疲れさまでした。
昨年は皆さんと一緒に明石海峡大橋のウォーキングに参加させてもらいました。明石海峡を眼下に眺めながら歩く経験は滅多にできるものではなく、グレーチングに足を取られないように歩いたことを覚えています。つり橋を吊っているケーブルの個所に到着した時、そこからエレベータで上部に上らせていただき眺めた景色の素晴らしさも覚えています。眼下に広がる明石海峡大橋とその先にある明石市や淡路島の光景は見事なものでした。皆さんと一緒に見たこの絶景は印象に今も心に残っています。
そして今年も楽しい企画が用意されています。共に健康増進とウォーキングを楽しみたいと思います。そして本日の新年会も一緒に楽しみたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは皆さんのご健康とご健勝をお祈りし、ワクワクサークルの益々の発展をお祈りしています。本年もどうかよろしくお願いいたします。
以上の主旨の挨拶をさせていただきました。新年会は会員さんから、マジックや浪曲の披露などがありみんなで楽しむことができました。本年も楽しいサークル活動ができそうです。
令和2年も故郷の偉人を顕彰する活動を企画していますが、新春に際してその打ち合わせを行いました。
まず「生きる」ことをテーマとした学習会の企画があります。大きな課題を乗り越えてきた故郷の偉人の生き方を学ぶことで、現代における「生きる力」を考え、心を強くすることを目指します。「生きる力」を意識することで、事が起きてから対応する事後対策的思考から、生き抜くために何を準備すべきかを思考する事前対策的思考に考え方が変わります。
このように、困難に遭遇しても諦めないで生き抜く力を身に着けるために故郷の偉人の生き方を学ぶことを企画しています。和歌山県は多くの偉人を輩出しています。他の府県に決して負けていないので、故郷の偉人の生き方に触れ学ぶ機会を持ちたいと考えています。
その中の一人に小野田寛郎さんがいます。小野田さんは「不撓不屈」の精神を私達に伝えてくれましたが、令和の時代にあってもう一度、その精神を今こそ学びたいと思います。小野田さんこそ「生きる」ことを学ぶことに相応しい人物だと考えています。
令和2年は、故郷の偉人の生き方から「生きる」ことを考える、そして「生きる力」を身につけるきっかけになるような活動を目指します。