活動報告・レポート
2020年1月3日(金)
若い人との会話

若い人と政治、和歌山県政について話を交わしました。結果、「今日、片桐さんが来てくれることを楽しみに待っていました。話が出来て本当に嬉しく思います」と話してくれました。

若い人は好奇心旺盛で、どんどん話を理解して吸収していくことを感じました。「20歳代の人は、大人と会話を交わしながらこうして成長していくのだな」と感じたのです。

質問をすること。その答えを、素直を聞くことができること。それが成長に必要な素養です。素直に聞く姿勢を持っていることが、人が成長するための絶対条件だと思います。彼は自分の考えを話してくれましたし、しっかりと質問もしてくれました。これから何十年も社会で活躍してくれると思いますので、やる気と希望に満ちた若い人を応援しています。

・質問1「和歌山県にIRは来るのでしょうか。北海道のIR誘致に関係していた国会議員が逮捕されるなど印象は悪くなっていますが、影響はありますか」というものです。

和歌山県のIRは経済効果が約3,000億円、周辺業種も含めて2,000人の雇用を見込んでいます。税収も約300億円を想定しているように、和歌山県にとって大きな経済効果があります。

誘致するために和歌山県庁内にIR推進室を設置して活動を行っています。令和2年はパートナーを組む事業者の公募と選定に入る時期になりますから、全国の自治体の方向性が見えてきます。現段階では実現の可能性を伝えることはできませんが、候補地になると信じて実現のための活動をしているところです。できないと思って活動をしている関係者はいないことを伝えておきます。若い人が県内で働ける場所になりますから、若い人の意見を大事にしながら誘致を進めているところです。

また国会議員の逮捕は、IRそのもののイメージを損ないました。和歌山県はこの逮捕と関係はありませんが、イメージ悪化の影響はないとは言えないと思います。より安心できる事業モデルを構築する必要がありますし、事業者選定も和歌山県と永く信頼関係を築けるパートナーになれるところを選ぶ必要があります。

和歌山県は国が示す基本計画に則って、事業者選定を着実に進めることになります。

・質問2「和歌山県では障がいのある人も働ける環境が必要ではないですか」。

その通りです。障がい者の方も学べる職業訓練所も運営していますし、そこで働ける場所を探してくれることもできます。働くことは社会参画であり、障がい者ということで受け入れられない社会であってはならないのです。働く場所の確保や理解者は増やす必要がありますが、まずは職業訓練から始めることも方法ですから、活用して欲しいと思います。

・質問3「県議会中継を見たいのですが、放送予定を見逃してしまいます。一般質問の日程やテレビ和歌山の放送日をなるべく早く、広く知らせて欲しいと思います」。

一般質問の登壇日が決まるのは一般質問日の数日前になりますから、どうしても周知できる日はギリギリになります。地元紙では質問月日と質問議員を掲載してくれるのですが、全国紙は掲載されていないことが多いと認識しています。インターネットでは質問議員と登壇日を掲載しているのですが、いつも皆さんが見ているわけではないので、周知方法は検討する課題だと認識しました。テレビ放送の日ももっと広報が必要だと思います。

・質問4「国会の議論は遠く感じるのですが」。

国会で議論されていることは地方自治体に関わることは少ないので、どうしても遠く感じてしまいます。県政や市政は身近な問題を扱っているのに対して、国政は外交、国家安全、金融政策など大きな問題を扱いますから、馴染みが少ないように感じます。その分、県政、市政をもっと身近に感じてもらえるように議論の情報発信をしたいと考えています。

現在、県政ではロケット射場建設やIR、メガソーラーの是非、大学設置などが課題になっています。若い人にとって大事な問題だと思いますので、知ってもらえるように情報発信をしていきます。