活動報告・レポート
2019年12月31日(火)
大晦日

令和元年も多くの皆さんと出会いとご縁をいただき、地域活動、議会活動ができたことを深く感謝しています。皆さんのご支援の賜物だと厚く感謝しています。ありがとうございます。

前半の1月から4月までは統一地方選挙に向けた活動を行いました。4月7日に県議会議員4期目の当選を果たすことができました。

6月は県議会定例会があり、早速、一般質問を行いました。ここでは、「国民文化祭について」、「外交史料と近代日本のあゆみ展について」そして「メガソーラーの動向について」の三項目の質疑を交わしました。

注目のメガソーラーに関しての見解は次のようなものでした。

和歌山県条例の性質についてですが、これまで通り、地域住民等の意見は反映される仕掛けになっています。従って、堂々とした議論ができて、それで住民の漠然とした不安が正しければ、それは認められないということになるのが今回の制度であることを確認しました。

7月は倫理法人会モーニングセミナーで講師を務めました。

9月の県議会定例会での質問項目は次の通りです。

1.「和歌山県誕生150年記念について」

令和3年に和歌山県誕生150年を迎えることから記念式典開催を提言しました。→開催する方向で進めることになりました。

2.「外交史料と近代日本のあゆみ展について」

令和元年11月2日から12月15日までの期間、和歌山県立近代美術館で開催が決定しました。

3.「南紀白浜空港について」

空港型地方創生を目指すことで、南紀だけでなく和歌山県全体の観光振興につなげるよう方向性を見出しました。

4.「メガソーラーについて」

和歌山市北部のメガソーラー、大規模太陽光発電所建設計画の審査に対し、地元住民が不安や不信感を抱いていることに関して、田中環境生活部長は「事業計画への不安や事業者に対する不信感は住民等の意見に反映するものと考えており、そうした意見を専門家からなる太陽光調査審議会において慎重に審議する」と答え、住民の意見を考慮する姿勢を示してくれました。

さらに「事業者から県に提出された見解の内容が住民の意見に対し真摯に向き合ったものでなかったり、明確に根拠を示すものでない場合は、より厳しく慎重に審査することにしている」と答弁がありました。地元の反対がある場合、反対要因である不安や事業者への信頼などに原因があることを前提に審議会で厳しく審査することになります。

11月2日には「外交史料展」がオープンしました。外交史料館の協力を得て共催という形で開催できたことを誇りに思います。

そして12月は本年最終の県議会定例会をむかえました。ここで取り上げた項目は「宇宙教育とロケット射場立地に伴う取組について」です。これまで和歌山県で実施してきた宇宙教育の取組をどのように生かしていくのかを質しました。

これに対して仁坂知事は「紀南地方が宇宙へのゲートウェイ(玄関)となるのは全ての県民にとって夢のある話。世界でも最先端の取り組みで、和歌山県で進むことは大変誇らしいことだ」と答弁がありました。

一方、事業者などに関連部門などを多く設置してもらうよう、働き掛けているといい「これを核として関連業界が集結すれば、子どもたちが地元で働ける。世界最先端の科学の英知が集まる取り組みが紀南地方で実現する影響は大きい」と期待を込めた答弁もいただきました。

また宮ア泉県教育長からは「子どもたちは、迫力や高度な技術を間近にすることで大いに刺激され、好奇心や探究心、地元に対する誇りが生まれるなど学習の幅が広がる」とし、「宇宙をはじめとする科学への興味関心、地域貢献への意欲や国際的な感覚を培うなど、多方面の学習喚起につなげていく」と答弁がありました。

議会で提言した政策が、現実のものになっていくことを嬉しく思います。

今年一年の活動を応援、そして支援していただいたことに感謝いたします。良いお年をお迎えください。