活動報告・レポート
2019年12月27日(金)
仕事納め
観光地ランキング1位

嬉しいニュースが発表されています。それは、わが国最大級の外国人向け情報サイト「ガイジンポット(Gaijin Pot) 「2020 年外国人が訪れるべき日本の観光地ランキング」で「熊野地方」が1位に選ばれたことです。

この「ガイジンポット」は、株式会社ジープラスメディアが、主に欧米園の外国人読者を対象に日本情報 を提供する国内最大級の英字メディアです。英語圏を中心とした外国人 ライターの協力を得て、観光・グルメ・体験・学び・住まいなど日本にまつわる様々な情報を英語で配信しているものです。

ここで紹介された順位は次の通りです。

1位は「熊野地方」、2位が「東京都」、3位が「中山道」、4位が「札幌市」、5位が「琵琶湖」の順になっています。

なんと東京都や札幌市などの観光地を抑えて、見事一位になっています。この実績を世界に発信してお客さんに来てもらって、世界の「熊野」に名乗りを上げて欲しいと思います。この評価も和歌山県の価値を高めるものであり、誇りに思える出来事です。

現地の空気

お世話になっている経営者が上海の視察から戻りました。こんな話を聞かせてくれました。

「世界の状況は現地に行かなければ分からないですよ。例えば上海は刻々と街が変わっています。半年前に上海に行ったことのある人の話を聞いても役立ちません。半年前の上海と現在の上海は別の街だからです。だから半年前の情報を基にしてビジネスをしようとしてもこちらが不利になるだけです」と話してくれました。

街は生きていますから現地の空気を体験すること、人と会うことをしなければ、現時点の本当の姿は分かりません。インターネットの情報やマスコミの情報だけをデータにして判断することは危ういことです。政治も同じで、現地の状況を把握しないで交渉することや判断することは、後々に影響を及ぼす危険な行為だと言えます。

だから「ビジネスをしている人が相手の国に赴くことは当たり前のことです。政治家が現地に行かずに判断することは誤りを秘めていると思います。もっと外国の情勢を知るべきだと思いますから、視察の機会を有効に活用して欲しいと思います。何でもかんでも行動を抑える必要はないと思います」と話してくれました。

外国の街に行った時の光景、音、空気、匂い、味、ファッション、流行など体験できることを吸収することは大事なことだと思います。現地を知らずして交渉すること、判断することは誤りを招く恐れがあります。

今月、上海にビジネスに行った人と行ったことのない人が「上海について」を話し合えば、今月現地に行った人が優位に立つことは必然です。交渉は現地の感覚を知ったうえで行うべきことだと分かります。

仕事納め

和歌山県や和歌山市の仕事納めの日となりました。これまで、そして今年一年の間にご縁のいただいた多くの皆さんに感謝しています。振り返ると4月に統一地方選挙があり、和歌山県議会4期目の当選を果たすことができました。応援いただいた皆さんのお陰だと感謝しています。

そして当選後は6月、9月、そして12月議会定例会の三度、一般質問で登壇することができました。メガソーラーや外交史料展、宇宙教育など、皆さんから寄せられた意見や県政の課題を取り上げて当局と議論を交わし答えを導きました。こうして議会活動ができたことに感謝していますし、皆さんから意見を聞かせてもらっていることに感謝しています。

もう直ぐ訪れる令和2年にも期待しています。仕事納めの一日を終え、皆さんに感謝しています。ありがとうございます。