障がいを抱えている子ども達に絵画を教えている団体「ほっとチョコレート」の活動に参加してきました。毎年、12月に訪問しているものです。今日も子ども達は一所懸命に絵を描いていました。描き方に個性があり、一気に全体から描いてしまう子ども、丁寧にゆっくりと描く子ども、何度も色を重ね塗りしている子どもなど、それぞれ個性が輝いていました。
大人が描けないような構図や色づかいがあり、一緒にいると楽しくなります。動物の絵があったのですが、「この絵は何も見ないで描いたものです」と解説をしてくれました。たくさんの種類の動物が描かれていますが、「何も見ないでこれだけの種類を描けるのは凄い。しかもそれぞれに個性があり、楽しい表情をしている」と思いました。
今日も多くの作品が誕生しています。小さな芸術家達と支援しているスタッフの活動に拍手を贈ります。
春と秋の恒例行事になっている「片桐章浩を応援する会」のメンバーでの竈山神社の清掃活動を行いました。今年は年始を迎える竈山神社の年末の清掃活動として実施しました。春と秋の境内と違う光景があり、今回の清掃は落ち葉ではなくドングリを拾い集めたことです。参道一面に落ちているドングリを見た時、「凄い量のドングリが落ちている」と思うほどでした。年末になると、これだけ大量のドングリが境内に落ちていることを知りました。今まで神主さんが拾い集めていたようですが、今回、そのお手伝いが出来たことを会のメンバー一同喜びあいました。
ドングリが参道に落ちた状態でいると「初詣のお客さんがドングリに靴を乗せてしまい滑って転ぶこともある」そうです。ですから参道をきれいな状態に保って新春を迎えることができることを嬉しく思います。
自然とは凄いもので木々は生きるために実を散らしますが、快適な社会を維持するために人間は秩序あるきれいな自然を創り上げているのです。参道や苔むした場所に落ちているドングリを集めて神社の景観を維持しているのです。自然の空間の中に人の空間が存在している。その自然と人の共生が創り上げた美を感じました。
最初は「これだけのドングリを拾い集めてきれいにできるのだろうか」と思いましたが、清掃を続けていると景観は一変、きれいな参道が現れました。大量のドングリがありましたが、拾い集めると減少していく。それは当たり前のことですが、参道がきれいになると心も同じようにきれいになっていくと感じました。
落ち葉拾いも大変ですが、ドングリ拾いも大変な作業だと感じました。みんなで力を合わせて清掃した結果、竈山神社は新春のお客さんを迎える準備ができました。年末のひと時、清々しい気持ちになることができました。
境内の清掃を行っていると令和元年もあと11日となったことを実感しました。令和2年が新春の出番を待っているようです。
医療法人の懇親会にお招きをいただきました。毎年、ここで勤務する医師、看護師、そして従業員全員が集まって一年を振り返り来年に向けて結束する会です。招待いただいていることに深く感謝しています。
理事長の挨拶の中で「今年は大きな変化があった年でした。ラグビーワールドカップで感動を与えてくれたこと。平成から令和へと時代が変わったこと、そして病院としては3月に理事長(当時)が亡くなったことなどがあります。前理事長はいつも「患者さん、スタッフには優しく接することだよ」と話してくれていました。それは「優しくすることによって明るくて居心地の良い病院にできるから」という教えです。今の病院が皆さんにとって働きやすい環境にあるのは、みんながその教えを守っているからだと思います」とありました。
前理事長とは現理事長のお母さんのことで、病院を大きく育ててくれた立派な方でした。お亡くなりになる前日、理事長はお母さんと一緒に夕食を食べたそうです。そして「また明日」と挨拶をしたことがお別れになったと聞きました。あまりにも突然で信じられない悲しい出来事だと話してくれました。とても良い挨拶を聞かせていただきました。
そして懇親会ではマグロの解体とミニライブがありました。シンガーソングライターの内川樺月さんがゲストとして冬の歌を中心に歌って会場を盛り上げてくれました。
そして院長先生から「片桐さんにはこれまでたくさんお世話になってきました。私にできることがあれば何でも言ってください。やれるだけのことはやりますから」と話してくれました。素晴らしい懇親会にお招きをいただいたことに感謝しています。