活動報告・レポート
2019年12月20日(金)
議会報告会
議会報告会

和歌山市内の高齢者福祉施設で県議会報告会を行いました。ここでの開催は今年3回目となるもので、皆さん興味を持って話を聞いてくれました。

今回報告した話は、前回、質問をいただいた案件についての回答を行いました。主に次のようなことです。

1.路線バスの停留所が施設から遠いので不便なので高齢者が利用しやすいようにして欲しい。

新たに停留所を作ることは難しいことです。和歌山市内の路線バスは民間事業者なので、採算性を考えると新設は難しいということです。ですから一部の市町で実施している福祉バスを運行することも検討できると思います。団地内が高齢化している地域ではお買い物や病院に通うための福祉バスは行政サービスの範疇になると思います。直ぐにはいかないと思いますが、関係個所と話し合いながら実現を目指したいと考えています。

2.路線バスの停留所の文字を大きくするなど高齢者が認識しやすい工夫をして欲しい。

和歌山市内の路線バスの停留所の文字は小さいので、どこのバス停なのか認識できないこともあると思います。宮崎県の宮崎バスの停留所の文字の大きさとデザインの事例を紹介しながら、民間バス事業者に提案して、高齢者が認識しやすいようなデザインへの変更を依頼していることを説明しました。

3.障がい者が路線バスを利用しようとした時、バスの乗り口に段差があるとの理由で乗車できなかったことについて。

民間バス事業者に運転手への研修をしてもらいました。内容は障がい者の方がバスを利用できるように配慮すること、優しい気持ちを持つことについてです。また低床バスもあるため、どの時間帯に低床バスが運行しているのか電話での問い合わせに対応してくれることも依頼しています。

公共交通ですから、誰でも便利に利用できることを目指したまちづくりを目指したいと考えた取り組みを行っていることを伝えました。

報告の後、意見や要望をいただきました。

  1. この福祉施設の近くにコンビニに来て欲しい。欲しいものがあっても買い物ができないので来てくれると嬉しいです。
  2. 議会報告レポートがあれば読みたいと思います。是非、持って来て下さい。
  3. 私が乗った路線バスの運転手さんは挨拶もしてくれる親切な方がいました。とても親切な運転手さんがいることを事業者に伝えて下さい。
  4. 政治に関心を持っても私達は投票所に行くことが難しいので、投票所の設置について利便性を高めて欲しい。

以上のような意見と要望をいただきました。皆さんから意見を出してくれることを嬉しく思います。施設の長から「皆さん、前回の意見と要望に対応して報告してくれたことを喜んでいましたよ」と話してくれました。今回も良い報告会になったと思います。

柔らかい頭

柔らかい頭と固い頭の違いについて話を聞きました。なるほどと思うものでした。

柔らかい頭とは、一つの考え方に凝り固まらないで考えることだそうです。一つの数学の問題を考える時、方程式をあてはめても解が得られない場合、何度も同じ方程式をあてはめて解こうとするのが固定観念です。しかし「この方式で解が得られないのだから、別の方法がある筈だと考え方を切り替えて解を探すことのできる人が柔らかい頭の人だということです。ですから頭の固い人とは、同じ考え方に固執して解を得ようとするので発想が転換できない人のことを言います」と解説してくれました。

人は自分の価値観を捨てることは難しいことです。考え方を転換できる人は違ったアプローチの方法を考えられるので、早く解答にたどり着くことができることになります。

社会には正解がありませんから、柔らかい頭でいる方がたくさんの解を導くことができ、たくさんの選択肢がある方が正解に近づけることになります。

柔らかい頭になれるよう多面的に見て考える練習をしてみましょう。そんなことを思いました。

発想

数学者の話です。「どうして、このような理論が確立されたのか。その根本を考えることに興味があります。今日的には当たり前の理論でも、この理論が発見される前はなかった訳ですから、その歴史的、思考の背景を考えたいと思います」という話です。

理論の元になっていることを考えること。その理論に関する基本的知識と備えていることに加えて、考える力と推理力が必要になると思います。それ以上に当たり前だと思っている理論が、何故できたのかを考えようとする発想と好奇心が凄いと思います。

異分野の人との話の中には、思いもしない発想があるので楽しいのです。知識も考え方の幅も広がります。