活動報告・レポート
2019年12月13日(金)
支部役員セミナーでの議会報告
一般質問四日目

県議会一般質問も四日目を迎えました。本日が最終日なので16人の議員が登壇したことになります。一般質問では、来年度に向けて建設的な議論が交わせていると思います。

県政はどこまで行ってもゴールに辿り着くことはありません。しかし県政はまだ見えることのないゴールを目指して確実に前進しています。見えないゴールを目指すだけでは達成感を感じることができないので、個別の対策を策定し、それを実行すること、成果を出すことによって少しずつ前進させているのです。小さな政策の積み重ねがゴールに向かう推進力になると信じて取り組んでいます。

一般質問は県政の課題を知事、担当部長と正面から議論しあえる舞台です。真剣な場こそ、お互いを磨き、高め合うことができるのです。人は日常生活において真剣でいられる機会は少ないのです。だから自分を磨き、高めることができる真剣な舞台を持てることに感謝しています。

県議会は来週、常任委員会を開催、そして採決へと舞台を進めることになります。

支部役員セミナーでの議会報告

議会終了後、議会報告会を行いました。今回の報告会で主催者から依頼されていたテーマは次の三点です。

1.和歌山県におけるIR計画について。

候補地は和歌山マリーナシティ。和歌山県は総額76億8,601万8,610円で購入を予定しています。但し、和歌山県が候補地として選定された場合に、両者の売買契約が有効になるようにしています。最短で2024年の開業を目指す考えです。令和2年以降、開業までのスケジュールについても説明を行いました。

2.民間ロケット射場について。

串本町に小型民間ロケット射場を建設しています。令和3年に完成すると共に、初号機を打ち上げる計画です。その後は毎年20機を打ち上げる計画なので、国内では最大級のロケットを発射する射場となります。

紀南地域の活性化は勿論のこと、IRと南紀白浜空港を組み合わせることで、和歌山県全体に好影響をもたらす事業になります。

3.南紀白浜空港の今後について。

令和3年度に国際線ターミナルビルが完成します。これを機に国際線の運航を目指すと共に羽田空港などへの増便を目指すことにしています。また空港の役割だけではなく南紀地域の交通の拠点となるようバスや鉄道との連携を図り、交通ネットワークを築いています。

空港を核とした地域活性化案について、内閣府の「スーパーシティ構想」にも提案をしている事業計画を策定しています。

以上の3項目をテーマにしましたが、いずれも和歌山県の将来を大きく左右させる大きな政策です。単独でも経済効果、観光客の増加、雇用増大などの効果がありますが、全て実現させることで点と点を結ぶことになるので、相乗効果が期待できることになります。

和歌山市のIR、白浜町の国際空港、串本町のロケット射場ですから、和歌山県の北部、中部、南部に核となる拠点ができ、これらの拠点を結ぶことで交流人口の増加が期待できることになります。しかも既存の観光資源ともつながるので、和歌山県全体に波及することになります。

更に民間ロケット射場とIRは新しい産業であり、両方揃っている府県は他にないので、両方とも実現すれば大きな経済効果と地域振興が期待できます。

幌延会

令和元年10月に幌延の視察に行ったメンバーが集まり、視察報告会を行いました。参加者の一人が「幌延深地層研究センター視察」報告書をまとめてくれていたので、資料に基づいた内容の確認を行いました。視察後に参加したメンバーが集まり報告会を実施するほど、研修内容が充実していたと思いますし、仲間意識が芽生えたと思います。

今回の視察内容が良かったことから、来年も幌延会として視察研修会を企画して研鑽することを話し合いました。

エフエムワカヤマ

エフエムワカヤマ忘年会に出席しました。理事長を始めとするスタッフとパーソナリティが集まり賑やかな親睦会となりました。クリスマスソングメロディの披露やピアノの演奏などを行ってくれたこともあり、クリスマスムード、年末ムードも出てきました。

僕からは県議会一般質問で取り上げた「宇宙教育と小型ロケット射場立地」について説明をさせてもらいました。皆さんは、この夢のある計画を指示してくれました。

楽しい仲間との時間の経過はとても早く感じました。