春と秋の年に二度、Tさん宅で議会報告会を開催しています。今日、Tさんに呼び掛けていただき議会報告会を行いました。Tさんが報告会のために準備してくれた部屋で、最近の県政の動きについて説明をさせてもらいました。
先週の土曜日に串本町でロケット射場の起工式と祝賀会が開催されました。2021年に初号機を打ち上げる予定になっています。和歌山県にロケット発射場ができると観光客の増加、経済効果、雇用拡大につながりますから歓迎すべきことです。加えて町にロケットがやってくることは自信と誇りになります。「町に誇れるものがある」。そのことが凄いことだと思います。
和歌山県に宇宙を持ってくることを目指した「宇宙が和歌山にやってきた JAXA タウンミーティング&ユース・スペース・プログラムin和歌山」を開催したのが平成22年7月のことですから、実に9年の年月が経過しています。あの時、JAXAの方と「宇宙に最も近い県を和歌山県にしよう」と話し合い、子ども達への宇宙教育、教師の育成、そして和歌山県でロケット射場の夢を語りました。宇宙が和歌山県にやって来るのに9年の年月を要しました。
しかし描いた夢が形を変えてですが実現しようとしているのです。みんなの夢が実現することを感じて欲しいと思います。
【南海和歌山市駅について】和歌山市駅の建設工事が進んでいます。令和2年4月に駅ビルが完成する予定ですから、来春に新しい和歌山市駅が運行されることになります。駅ビルにホテルと飲食施設、そして市民図書館ができるので賑わいを取り戻すことが期待できます。市民図書館は令和元年12月から運用開始する予定でしたが、駅ビルと同じ来春からとなります。
【医療体制について】県民の皆さんの命を守るために医療体制を充実させています。和歌山県立医科大学の定員増や地域医療枠を設けることで、卒業後は県内で医療に従事してもらうことなどで医師の確保と技術と経験の継承を図っています。
また看護大学も誘致していることから看護師不足に対応していますし、和歌山県立医科大学に薬学部を設置することで薬剤師不足にも対応する予定です。 加えてリハビリ職を育成するために、宝塚医療大学と国際厚生学院の開設を目指しています。理学療法士の資格者を増加させて、医療とリハビリの体制を強化することで和歌山県の皆さんが安心できる医療体制を目指しています。
【治水対策について】紀の川や貴志川、和田川などの河川改修を行っています。紀の川は河道掘削、河川内の樹木伐採、土砂除去などを実施しています。流入量が増えても増水しないような対応を整えています。昨今の大雨や集中豪雨に備えています。
【自殺予防対策について】和歌山県の自殺死亡率は全国ワースト一位であり、若年層の自殺者も3年連続で増加していることから対応を行っています。その一環として10月に絵本作家の夢ら丘先生に和歌山県に来ていただき、命の授業を実施してもらいました。絵本「カーくんと森のなかまたち」を基にした読み聞かせの授業により分かりやすく命の大切さ、仲間の大切さを伝えてくれました。
Tさんのお陰で楽しく分かりやすく、議会報告会を終えることができました。「来月から始まる12月議会で片桐さんの登壇日が決まれば教えて下さい。応援に行きます」と激励もいただきました。
近隣の皆さんに呼び掛けていただき多数参加してくれたことで良い議会報告会になったことに感謝しています。
和歌山県京奈和自動車道建設促進協議会通常総会が開催されました。役員の一人として出席し、議案の承認と決議を行いました。同道路の早期全線開通を求めることや、第二阪和国道への連絡道路の早期実現などを国に対して求めることを決議しました。