県道路で地元の皆さんが危険だと感じている箇所の調査を行いました。和歌山市内の道路は新規開通や道路拡幅などの事業を行っていることから利便性が高まっています。そのため市内の交通事情は「随分、良くなりました」という意見をいただいています。
反面、従来の幹線道路よりも大きな道幅の道路ができることから二つの道路の交差点は危険箇所になっている場合があります。交通量が増えたことや右折、左折が複雑になったことなどから、接触事故が発生することや危険を感じる場合が発生しています。
地元の皆さんの要望を受け、地元の皆さんが危険と感じている箇所の現場調査を行いました。地元の皆さんにも立会ってもらい現状把握と改善案について現場で話し合いました。
変則的な交差点になっていることから、車の走行も複雑な動きが発生していることが分かりました。また近くに高校と中学校があることから通学路の歩道があり、自転車と歩行者も多く、歩行者の見落としの危険性があると感じました。
交差点の安全確保のための改善案はいくつか提案できるのですが、現場に当てはめることができるのか、法律や交通ルール、そして地元意向も交えながら検討していく必要があると考えています。
交通規制を設けると安全性は高まりますが、同時に従来は利便性があったものが制約を受けることにもなります。難しいのは中途半端な折衷案を採用すれば、かえって危険箇所になるということです。安全と利便性は、時には相反することにもなるので、どこで均衡を図るのかも検討すべきものです。確かな安全性を追求するなら、例えば、中央分離帯を設置して右折できなくする方法がベストですが、それだと利便性が失われます。元々、中央分離帯が設置されていれば不便さは感じませんが、道路の中央を塞ぐことになれば右折やUターンができなくなりますから、どうしても地元の皆さんは不便さを感じてしまいます。
このように難しい問題が潜んでいますが、地元の皆さんの意見と意向を尊重しながら関係箇所と協議を行い、対応を検討したいと考えています。
本日、道路危険箇所の現場調査として地元の皆さんと歩いて現場を確認すると、車からの走行では分からない危険箇所が浮き上がってきました。
支部長から、和歌山大学後援会経済学部支部の臨時役員会の招集があり出席しました。議題は、以前から課題となっていた「和歌山大学経済学部の女子トイレの増設」と「和歌山大学創立70周年記念事業」についての案件です。特に、経済学部で女子トイレが不足していることは今春の学部長、支部長との打ち合わせの時に課題として確認していたので、支部として本年度の予算支出を行い、学部の環境を整えたいと検討してきました。
二つの議案は役員会の承認を得ることができたので、経済学部と連携をしながら女子トイレの設置を行い、また記念事業にも協力していくことに決定しました。
学部長からは「学習環境と研究環境を良くすることにつながるものです。学ぶ環境を整えることは人材育成に直結するものであり、これこそ教育への投資だと思います」と支部の決定の感想を話してくれました。
僕からは、大学、そして経済学部がまちづくりにもっと参加して欲しいことの要望と、支部としてクラブ活動の支援を行うことも学生支援になるので検討して欲しいことを提案しました。
大学副学長からは日本経済新聞社が「地域の文化と産業に貢献している大学日本一に和歌山大学が評価された」ことの紹介を受けました。日本経済新聞が選定した日本一ですから、誇るべきことだと思いますし、このことをもっと発信していくべきだと感じました。
後援会として今後とも経済学部と連携を行い、学部運営を支援していくことを確認しました。
定例的に開催している「邦章会」を開催しました。新しいメンバーも加わり意見交換を通じて交流を深めました。事業者の集まりですが、商売は今年も厳しい環境が続いていると話してくれました。それでも若い皆さんは「仕事を通じて和歌山市を元気にできるように頑張ります」と話してくれました。若い力がまちづくりに参画してくれることを期待しています。