「陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会」のホームページに、「外交史料と近代日本のあゆみ」展に合わせて開催する小講演会「土曜講座 −先人の歩みを引き継ぐ− (全4回 入場無料)」の予定が掲載されました。史料展に合わせて近隣の会場で4回実施してくれることを喜んでいます。
この小講演会の開催概要は次の通りです。
第1回目
- 日時 令和元年11月2日(土曜日) 受付13時〜 講座13時30分〜15時
- テーマ「明治天皇と明治外交」
- 場所 和歌山県立博物館学習室 2階
第2回目
- 日時 令和元年11月16日(土曜日) 受付9時30分〜 講座時間10時〜11時30分
- テーマ「和歌山の陸奥宗光」
- 場所 和歌山県民文化会館大会議室5階
第3回目
- 日時 令和元年11月30日(土曜日) 受付13時〜 講座時間13時30分〜15時
- テーマ「平等条約から見た世界」
- 場所 スペインバル「ソル」地下1階
第4回目
- 日時 令和元年12月14日(土曜日) 受付13時〜 講座時間13時30分〜15時
- テーマ「和学と伊達家、坂本家」
- 場所 スペインバル「ソル」地下1階
以上の講演を予定しています。多数の皆さんのご参加をお願いいたします。
今日と明日の2日間の視察のため稚内市に向かいました。
初日は「氷雪の門」の像と「9人の乙女の像」を訪ね、明日は幌延深地層研究センターを訪問します。
第二次大戦の時の南樺太の出来事を知っている人は多くないと思います。わが国の歴史を知って欲しいと考え、氷雪の門の歴史を感じられる稚内市を訪れることがあります。この映画に登場する電話交換手の「9人の乙女」の物語は、後世に語り継ぎたいわが国の歴史ですから、僕は県議会報告の時間の中や、先日、実施した映画「氷雪の門」鑑賞などの機会をつくり、この出来事を皆さんに伝えています。
物事を知った上で現地を訪ねることは知らないで訪れるよりも効果が期待できますから、今回もわが国の近代史を知り、学ぶ機会になっています。平和な時代を築いてくれた先人の生き様に敬意を抱いていますし、有り難く思っています。南樺太で命を賭して日本を守ってくれた9人の乙女にも深く感謝しています。20歳そこそこの年齢で、人のため、国のために命を落としてでも最後まで使命を果たした9人の女性達。生きたいと言う思いと使命感を天秤にかけて使命を選択した尊い決断を思うと言葉もありません。有事に際してこのような決断を下せるかと考えると、果たして「彼女達と同じ答えを出せるのだろうか」と思います。
そんな現地を訪ねることで、感謝の思いを形にしています。