活動報告・レポート
2019年10月16日(水)
ゴールド笑の会の感想
ゴールド笑の会の感想

「片桐さんの『ゴールド笑の会』での県議会の説明は分かりやすくて勉強になりました。こんな話が聞けるのであれば参加した値打ちがあります」と話してくれました。

この方は次のように続けて話してくれました。

「普段、議員さんと会うことも話を聞く機会もなく接点がありません。今回のように県政の動きが分かるような話を聞かせてもらうことは勉強になりますし、参加して良かったと思える内容でした。和歌山県にとって高速道路の早期完成の必要性が分かるものでしたし、統合型リゾートの必要性も理解できて分かるものでした。県が取り組んでいる政策の内容を知らないで反対だとか、知らないというのは県民として無関心だと思います。話を聞いて、現状を打破し将来の県土発展につながるものは応援することが私達のできることだと思います。

和歌山市の過去の歴史から考えると、反対することで発展を妨げてきたことがたくさんあることに気付きます。道路建設に反対したことで県土の発展は他の県と比較して大きく後れを取っています。和歌山市にある大企業を公害問題などで追い出してしまい操業規模を縮小させてしまったことで和歌山市は主力産業の力を削いでしまい、人口減少、現役世代の減少、飲食店の減少など市をその当時よりも後退させてしまいました。

公共事業に反対が起きやすい地域だと思いますし、大企業の立地にも理解が少ない地域だと思います。和歌山県が発展するために必要なことを理解して、県政が前向きに進むように協力する姿勢が必要だと思いました。

もうひとつ大事なことに気付きました。自分の生活や自分に関係のあることには関心を持ちますが、将来の和歌山県のことに関心がありませんでした。

しかし統合型リゾートができた場合の和歌山県と、できなかった場合の和歌山県を比較して想像してみると、できる方が発展につながると思います。紀淡海峡ルートができた和歌山県の将来の姿と、できなかった場合の和歌山県を思い描くと、できている方が県土発展につながっていると思います。

『将来のことはどうでも良い』と思うのではなくて、次の世代のことも考えて判断することが大切だと思いました。これらの政策が実現出来なかった場合、過疎化、更に人口減少と若者の流出、働く場所がない、更なる活力の低下などを想像してしまいます。

統合型リゾートや紀淡海峡ルート建設に代わる政策があれば衰退を抑えられますが、そんな政策は今のところ誰も提案できません。雇用が増える。経済が成長する。若い人の働く場所が増える。そんな政策を提言できなければ、現実的に誘致できることに前向きな考えを持ちたいと思います。

今後とも、県政の話を聞く時間を取って欲しいと思います。こんな話が聞くことができたことを嬉しく思います」という話を伝えてくれました。

議会報告を聞いて前向きに考えてくれたこと、気付きがあったと伝えてくれたことなど、嬉しい感想を聞かせてもらったことに感謝しています。

今回の「ゴールド笑の会」の研修会では、医師から「5G時代の医療について」の話があり、インドの実業家から「インドと和歌山県との関係」と「カースト制度の現状」について話を聞かせてもらいました。僕からは前述の通り「統合型リゾート誘致の可能性」、「和歌山県の高速道路」について話を行いました。参加してくれた皆さんから「医療、インド情勢、IRそして高速道路について学ぶことができて勉強になりました。次回も楽しみにしています」と感想を聞かせてもらったものです。

松江会

定期的に開催しているのが「松江会」です。いつも会場として使わせてもらっているお店を貸し切りにしてもらって交流の機会を持ちました。皆さんと交流しながら意見交換を行いました。皆さんからの主な意見です。

  • 巨大台風への備えが必要なこと。今回の首都圏の台風被害は凄まじく、河川の整備と改修、そしてインフラ整備の増強などの必要性を実感しています。日本国中、安全な場所はないので、自然災害への備えを強化して欲しいと思います。「天災だから仕方ない」という社会背景ではなくなっていることを認識して欲しいと思います。
  • 毎年のように発生する自然災害の凄さは想像以上なので想定外の出来事が発生しています。だからもう想定外という逃げ道はなくなっています。想定外イコール事前対策を実施していないということだと社会では認識されています。行政や企業は、自然災害に関しては想定外で逃げられないことを理解して欲しいと思います。

今回の台風被害の大きさから、災害に関しての意見を多くいただきました。自然災害への備えは最重要課題であることを認識しています。