活動報告・レポート
2019年10月15日(火)
経験談を聞く
議会報告会

令和元年9月県議会報告を行いました。県議会一般質問、県議会で議論されたことを中心に説明を行いました。

  • 和歌山県太陽光発電に関わる条例について。この条例の考え方と適用するにあたっての解釈について説明を行いました。
  • 和歌山県紀南地域の動きについて。すさみ町でのマリオットホテル建設や串本町での民間ロケット射場建設、南紀白浜空港の活用などについて説明を行いました。
  • 和歌山市中心地の再生について。現在進行中の案件に続くまちなか再生について説明を行いました。和歌山市中心地を再生するには、もう期限いっぱいの時期に差し掛かっていると思います。これ以上再生に向けた動きを出せなければ時機を逸すると考えています。地元と行政が協力できること、そして事業者が関わってくれる場所から事業化する必要があります。地元がまとまらない場所や地元が動かない場合、再生は図れません。現在、動きを見せている地域の現状について説明を行いました。
経験談を聞く

経営者のKさんから、自身が大切にしている経験に基づいた話を聞かせてもらいました。

紹介者が大事であること。「誰からの紹介か」に基づいて人と会うようにしています。信頼できる人からの紹介であれば会いますし、依頼にも協力することにしています。しかし信頼に欠ける人から紹介された人は警戒します。「類は友を呼ぶ」のは本当で、信頼できる人の集団にいる人は信頼できる場合が多く、信頼できない人からの紹介は信頼できない人です。だから信頼ある人とつきあうことをお勧めします。

信頼できる人の周囲には信頼できる人がいます。その中に入るためには、自分も信頼される人になる必要があります。そうなるためには「どうすれば良いのか教えて欲しい」と聞かれることが多いのですが、「もしあなたが信頼されていないと感じるのなら、これまでのつきあいを考え直して、信頼されている人達とつきあうようにすることです。但し、その中に入るには、あなたの評判を下げるような行いをしないようにして下さい」と伝えています。

一般的に、評判が良くない人は問題があると考えるべきです。一度、何かの集団に所属するとなかなか抜け出すことはできませんから、その人、そして交友関係を見てからつきあうことにして下さい。

腹八分目にして下さい。満腹になると人は動けなくなりますし、周囲を見る余裕がなくなります。八分目に保っておくと周囲を見ながら動くことができます。二分ぐらいは余裕を持った行動をすることが適切です。

お金ばかりを追い続けると徳を逃がします。お金ばかりを追い求めると、その犠牲として身体を預けることになります。病気になる、ストレスが溜まり精神的に良くない状態になる。人が逃げていくなどの弊害が出てきます。人のためにできることを行うことで徳を得られますから、人は徳を得られるような行動をすべきです。

連絡が取れない人は信頼できない人です。仕事の肝心な時に連絡が取れなくなる人がいます。そんな人は仕事のパートナーとして相応しくありません。連絡の取れない人と仕事をしてうまく進んだ試しはありません。電話に出られないことは仕方ありませんが、その後、折り返して電話してくる人が信頼できる人です。

品格、マナー、言葉遣いはとても大事です。この三点を持ち合わせている人は信頼できますが、その素養に欠けている人は信頼できない人です。この資質を持ち合わせていない人は、通用する話が通用しないのでやっかいです。やっかいな人とつきあうことは止めておく方が無難です。

後になって難癖や要求をしてくるからです。品格に欠ける、マナーがない人からの要求はロクなものはありませんから関わらないようにすることです。そんな人に関わると、後始末が面倒臭くなります。

とにかく良い人と付き合いなさい。良い人とつきあうことでより信頼は高まりますし、悪い人は近寄れなくなります。

政治家は付き合う人を選べないので大変だと思います。不特定多数の人とつきあうことは仕方ありませんが、普段は良い集団の中にいて下さい。困った時に近くにいてくれる人が信頼できる人ですから。

以上のような話をしてくれました。とても学びになる話でした。