活動報告・レポート
2019年10月13日(日)
万葉薪能
駅前再生

来週の研修会の打ち合わせをしている時、「和歌山駅前の商店街を他府県の人も仕事などで訪ねていますが、『何もない』と言われる度に『和歌山市民として格好悪いなぁ。何とか再生して欲しい』と思っています」と話してくれました。

「高知県にある中心地の商店街も元気になっているように、和歌山市もやる気と地元と行政の連携があれば再生できると思います」と答えました。

「何とか和歌山駅前を再生して欲しいと思います」と意見をいただき、研修会でのひとつのテーマにしたいと考えています。

観光地の携帯電話がつながらない

和歌の浦に万葉館があります。観光に訪れる方や地元の皆さんが会議などで活用している施設です。風光明媚な片男波にあることから「打ち合わせをするのに適しています」という意見をいただいています。ただ施設の玄関辺りは良いのですが、会議のため集会室に入ると「ドコモ以外の携帯電話がつながらない」とう意見をいただいています。

確認したところ、ドコモはつながるのですが、auとソフトバンクはつながらないことが判明しています。会議の途中でその場にいない人に携帯電話で確認したいこともありますし、相手がかけても「電波の届かない地域にいます」というメッセージが返されることになります。

和歌山県では過去から、携帯電話をつなげる取り組みを実施してきましたが、観光地である和歌の浦の県施設内でつながらないのです。今時、中核市の観光地で、携帯電話がつながらないことがあるとは想像できないことです。

もうひとつの問題はWi-Fiがないことです。観光地であることから観光客、外国人観光客にとって不便ですから、他の観光地と比較して不利な状況にあります。外国人にとってWi-Fiがあることは訪れる観光地選定に影響するからです。

また地元の人にとってもWi-Fiがないことは「会議の途中、資料の取り出しやプリント出力ができないので会議室として利用できない」という理由で活用しない団体もあると聞きました。県施設の会議室がこのような理由で利用されていないのであれば問題です。会議室は利用率の向上を図ることが、即、収益につながりますから、民間であれば改善しないなんてことはあり得ません。つながらないまま放置するのではなく、地元の意見を聞いてつなげるように対応して欲しいものです。参考までに知事は「この意見は現場から上げてもらってください」という対応なのですが、まだ改善が図れていないということは、現場から知事に意見があがっていないと捉えています。

万葉薪能
和歌の浦万葉薪能

和歌の浦で開催されている万葉薪能は今回が21回目の開催となります。和歌の浦の屋外に能舞台を作り、万葉の時代から文化を育んできた地で狂言と能を行うことは、和歌山県にとって誇りとなるものです。日本の伝統文化を継承していること、地元の皆さんに鑑賞してもらっているこの取り組みは素晴らしいもので、和歌山県にもっと知ってもらいたいと思います。

文化は途絶えてしまうと復活させることは容易ではありません。継続して公演していることで、この文化は継承されています。万葉薪能の会は、毎年薪能を開催することで文化度を高めながら、次の世代につなげていくことを目指しています。この公演の実行委員会メンバーは、はっきりと数えていませんが60人以上いたと思います。これだけ多くの人が実行委員として薪能に関わっているのですから、文化の底力があります。

和歌の浦万葉薪能

企画会議、出演者との交渉、事前準備、スポンサーの依頼、そして当日の準備など、この日のために多くの時間を費やしているのです。21回の公演を開催してきたことから経験とノウハウの蓄積ができていることは、和歌の浦地域にとって大きな財産です。積み重ねてきた財産を生かせる和歌山県であって欲しいと切に思っています。

この取り組み以外にも、毎年、学生のための能のワークシップも開催しており、この本番の舞台で成果を披露してもらっています。文化を支える子ども達の育成を図っているなど、和歌山県にとって、とても大切な文化団体です。

秋のひと時、万葉薪能を皆さんと一緒に楽しませてもらいました。準備、本番そして後片付けから打ち上げまでご一緒させてもらった皆さんに感謝しています。

和歌の浦万葉薪能 和歌の浦万葉薪能