活動報告・レポート
2019年10月12日(土)
視察結果について
視察結果について

視察した結果についてのご意見をいただきました。

「政治家の方がフェイスブックなどに『どこに行った』などの投稿をしているのを見ることがあります。どこに行ったのかも良いのですが、行った結果について投稿している人はいないと思います。視察に行った結果を自分たちの市においてどう生かしたのか。どのように政策に反映させたのか分からないのです。視察の結果も掲載して欲しいと思います」という意見です。

ご指摘は理解できます。僕の場合は自分のホームページに活動報告の中で結果も掲載しているものもありますし、県議会で質疑を交わした結果も掲載しています。現在進行形の案件は未掲載のものもありますが、極力、取り組んだ結果も知ってもらいたいと考えています。

そもそもホームページで活動報告、日常の活動を更新しているのは、それ以前の議員が「どんな活動をしているのか分からなかった」からです。「議員は日頃どんな仕事をしているのだろう」と思ったこともあり、自分がやるからには「日々の活動を詳しく書き込んで報告しよう」と思ったのです。

視察で「どこに行った」の報告も必要ですが、その結果を「どう生かそうとしているのか」も必要な情報だと思います。

また「県議会で海外視察を行った時の報告書をA4一枚で済ませているものもあるけれど、これはないですね。プレゼンテーションをする場合、A4一枚で済ませられることはありません。海外視察の結果もそれと同じで詳しい報告書の形に残しておくことが必要だと思います」という話もありました。

視察結果を県政でどのように生かしていくのか考えることが必要で、そのためには報告書で、視察目的と結果、そしてわが県の課題を解決するための方策などをまとめておく必要があります。行った結果を残さなければ、後からだと忘れてしまっていることも有り得るからです。

ご指摘はもっともな話です。県議会では「議会改革検討委員会」の中で、海外視察に行った際は県議会本会議で報告するなど改善を図っているところです。

仕事においては計画と結果はひとつのものです。どちらが欠けても仕事は完成しません。議会における視察も同じで、目的をもって現地に行くことと結果報告を行い、生かすための取り組みをすることで全てが仕上がります。仕事の流れを理解して、視察した結果を生かせるような取り組みを行います。

建設委員会視察の感想

建設委員会で四国の視察結果の感想をいただきました。

「徳島県、高知県視察お疲れ様です。ブログを拝見しました。県建設委員会の視察報告は、県税を納めている県民への議員活動報告として大事な役割と思います。議員全員が必須の政務を率先して実施していただいていることを嬉しく思います。情報発信をありがとうございます。

さて、徳島県では災害時のために土地を提供するという、画期的な対策を取られていました。

“徳”島県の名のとおり、徳育が行き届いている立派な土地柄と推測できることは素晴らしいことです。

高知県では「ひろめ市場」を視察されたようですが、この度の全国龍馬社中「第31回 龍馬World in 高知」の交流会会場は「はりまや橋商店街のアーケード内特設会場」になっています。全国の外食支出NO.1の理由が、市内中心に二つの大型集客地帯ということに納得がいきます。和歌山市では、JR和歌山駅前の「みその商店街」は衰退していますし、歴史ある「ぶらくり丁」も崩壊しています。黒門市場も消えました。まとまった外食地域はゼロですから、これでは外食する気になれません。

負の存在となっているものを立ち直らすには100年かかりますしムダです。潰してゼロから仕切り直しすることで10年内で活性化します」という感想と意見です。結果報告に対して反応をしていただき、早速、改善すべき点の問題提起をしてくれたことに感謝しています。

まちなかや商店街などの再生に関しては、これまでの視察結果を踏まえて今まで以上に取り組みたいと考えています。