活動報告・レポート
2019年10月11日(金)
商店街のあり方
台風への備え

明日の台風接近に備えているエフエム和歌山を訪ねました。同局は台風接近が予測されるときは、常にスタジオから情報発信できる体制を整えています。日常からの防災の備えの呼びかけと共に、災害が発生した時はいち早く放送を通じて必要な情報を発信してくれているので心強く感じています。

理事長からは「近年は台風が大型化しているので配電設備などの被害を予想しなければならないと思います。被害が大きければ復旧までに時間を要することになりますから、家庭でもバッテリーを備える時代に入っているように思います。家庭用なら既存のバッテリーでも役に立つと思います」という話をしてくれました。放送局は停電を避けるため非常用電源を備えていますが、家庭ではありません。家庭において高価な蓄電装置を設置することは現実的ではありませんから、簡易で安価なバッテリーの登場も必要かも知れません。多くの人の意見を聞きながら対応したいと考えています。

商店街のあり方

和歌山市中心市街地の商店街を再生させることによるまちづくりについて関係者と協議を行いました。中心市街地にある大型商店街が元気になることがまちの活性化につながります。中心地には大学の誘致を進めていることから、学生や教員が増加しています。学生が飲食や買い物などで、まちなかを周遊できるような商店街が必要になっています。

またマンションも増えていますから、居住者用に商店の整備や医療機関、福祉施設、健康増進施設なども設置することが求められていると思います。

ひろめ市場

建設委員会で高知市内のアーケードのある商店街を訪ねましたが、日中でも人通りが多く、「ひろめ市場」はお昼の時間帯から賑わっています。商店街の再生は地元の皆さんと県と市の協力が不可欠ですから、今後は連携を強化して対応したいと考えています。

郊外型のスーパーは便利ですが顔の見える関係にはならないのですが、地元商店街はお客さんとお店の人が顔の見える関係を築くことができます。名言だと思いますが「百貨店やコンビニで買い物をする時、1円不足しても商品は売ってくれません。しかし地元の商店街だと1円不足していても買うことができます。それは顔の見える関係であることと、お客さんと心が通う商売をしているからです。普段着で来ることのできる商店街は地域に必要だと思います」という言葉です。

また観光客のために商店街を作り替えることも大切ですが、「地元の皆さんに来てもらえる商店街にすることがもっと大切です。インバウンドのお客さんが将来、来なくなったとしても、地元のお客さんで賑わう商店街を作りたいのです」という話もしてくれました。正にその通りだと思います。

地元商店街が持っている心を表しています。そう言えば地元商店街で買い物をする時に「値段をまけておくから」などの言葉を聞いたことがあります。値引きも嬉しいのですが、心の通う言葉をかけてくれることが嬉しいのです。

お客さんに喜んでもらえるような商店街への再生を目指して、みんなが協力して取り組みたいと考えています。

大会挨拶

某組織の定期大会にお招きをいただきました。多くの人が働いている職場を守ることと社会的信頼回復に向けた取り組みをすることが課題として共有された大会だったと思います。どんな時も明るく前を向いて進むこと。言うのは簡単ですが実践することは難しいことです。一人ではなくみんなで気持ちを高めて行動したいと思うような大会でした。

今回で48回目を重ねる歴史ある大会にお招きをいただいたことに感謝しています。僕も挨拶の機会をいただきました。

困った問題が発生した時、行政は事情を聞いて守ってくれる存在でもあります。事情を隠して味方してもらおうとすれば対応できないことがありますから、信頼関係を前提として頼っていくなら頼りになる存在でもあります。具体的なことは記しませんが、皆さんに挨拶の中でメッセージを伝えました。