再就職支援をしている役員の方と会いました。担当の方と今日の午後、会う予定にしていたところ、一緒に来てくれたのです。担当が役員の方に「再就職支援の話で片桐さんを訪ねます」と話をしたところ「知っています」ということになり同行してくれたのです。
会った瞬間に誰だか分かりましたが、役員の方は「こんにちは、とてもご無沙汰です。片桐さんと会うのは市議会議員の時以来ですね」と挨拶をしてくれました。僕も「そうですよね。最後に会ってから15年以上も経っているように思います」と応えました。その時は市内の企業の社長をしていたのですが、それから年月は経ち現在75歳になっています。
「ご縁があって再就職支援の仕事をしていますが、何歳になっても仕事があるということ、行く場所があること、社会での居場所があることは高齢社会における生き甲斐となります。60歳で仕事を辞めることは勿体ないと思いますし、『人生は二度目からが楽しい』ことを伝えています」と話してくれました。
働くことによって人生が楽しくなることを伝えてくれていることを知りました。特に重点にしているのは「故郷に帰って働きたい」、「子育てをしながら働きたい」、そして「まだまだ現役で働きたい」と思っている皆さんに就職の機会をマッチングすることだそうです。
進学や就職で和歌山県外に出ている人が、「故郷に帰って働きたいけれど仕事があるのだろうか」という人に対して再就職の支援をしていること。社会人として働いた女性が結婚と出産を機として退職した後、子育てが一段落ついた時に「子育てをしながら働ける会社があるのだろうか」という相談を受けています。そして会社を定年退職した後に「60歳を超えてから再就職できる会社があるのだろうか」と考えている皆さんに会社を紹介するなどの支援を行っています。
和歌山県は中小企業が多いため、県内にどんな会社があるか知らない人が多いのです。ですから再就職ができる会社がどこにあるか知らないのです。その間をつなぐ役割をしているのが再就職支援センターなのです。
役員の方は75歳で現役ですから「何歳になっても仕事があることは生き甲斐です。職場があると若くいられます」という話をしてくれました。ですから60歳で定年なった人に対しても、間を置かずに継続して働くことは大事なことを話してくれています。
人生100年時代における働き方や、再就職することで得られることを伝えてくれています。
これを機会として、一度、再就職支援センターを訪問したいと思います。雇用確保を図ること、働く場所を創り出すことは県政の大きな課題ですから、今日の出会いを機として再就職について支援したいと考えます。
和歌山県電力総連定期大会にお招きをいただきました。大会において挨拶の時間をいただきました。主催者挨拶と来賓挨拶に続いて、僕も挨拶をさせていただきました。その趣旨は次の通りです。
- 和歌山市内中心地の再開発が進んでいます。南海和歌山市駅ビルは令和二年4月にオープンすることや宝塚医療大学や和歌山県立医科大学薬学部も順次開学することになっています。そこまでは計画されていますが、持続的発展を図るためにはその後の計画についても検討する必要があります。和歌山市駅ビルに引き続いて市駅前の再開発や県庁前の再開発、ぶらくり丁商店街の再開発などの事業計画も検討しているところです。切れ目のない政策を打ち出していくことも県政の役割です。
- メガソーラー計画に関しては和歌山県条例を制定し公布しています。大規模開発を伴うメガソーラーに関しては、地元同意ではなく地元の一人でも不安を感じている人、反対する人がいる場合は認めない方針となっています。和歌山市和泉山脈の南斜面にはメガソーラーの計画がありますが、地元の皆さんやここで働いている皆さんの意見を聞きながら、対応していくことにしています。
- 県行政の役割は、県民の皆さんの安心と安全を護ることが使命です。その視点を以て地域振興策や企業誘致などを進めたいと考えています。安心と安全を確保することを目指した県政の取り組みを行っています。
以上の内容を検討するなど提言を行っています。