活動報告・レポート
2019年9月24日(火)
建設委員会
建設委員会
建設委員会

建設委員会が開催されました。以下は委員会の議題の中で、触れられた県土整備部の課題です。建設委員会として課題解決に向けた議論と取り組みを行っています。特に和歌山県では国土強靭化対策事業として、紀伊半島一周高速道路や港湾の整備などを進めていますから、早期事業完成を目指しているところです。

  • 紀伊半島一周高速道路と南紀田辺までの四車線化については、大阪・関西万博開催までに完成するよう国に対して強く働きかけていくこと。
  • 和歌山市内では三地区の市街地再開発事業の支援を行っています。和歌山市と連携を図りながら賑わいのある都市づくりに取り組むこと。
  • クルーズ船の寄港に関して「ダイヤモンド・プリンセス」が令和元年8月に初寄港しています。来年8月にも寄港することが決定しています。更に令和2年10月には「MSCベリッシマ」が初寄港することが決定していること。
  • 南紀白浜空港は昨年度を上回るペースで利用者が増加しています。機材の大型化が決定しているので、今後とも、より多くの方に利用してもらうため空港の利便性の向上に向けた取り組みを行うこと。

僕からの意見、質問は次の通りです。

  • 南海和歌山市駅前ビルは形になってきました。そこで和歌山市駅前の再開発や県庁前の再開発に向けた取り組みについて確認しました。
  • 大型クルーズ船の寄港が増えていることに期待しています。「ダイヤモンド・プリンセス」には坂本龍馬十代目が乗船し、和歌山県の歴史や文化について話してくれています。来年も同様に、船内で和歌山県の歴史と観光について話してくれる予定だと聞いています。このように大型クルーズ船の誘致は和歌山県にとって歓迎すべきことですが、誘致に至る過程や取り組みについて確認しました。

そして建設委員会に付託された議案は、委員全員の賛成で可決されました。採決は本会議最終日に実施される予定です。

門松バンドチャリティコンサート
門松バンドチャリティコンサート

和歌山市内で、待望の門松バンドチャリティワンマンライブが開催されました。テーマは「まいどおおきにin和歌山」で、ボーカルの門松良祐君がバンドと共に和歌山市に来てくれたものです。丁度、1年前のことです。ギターを抱えて和歌山市に来てくれたのが門松君でした。作業所のイベントがあることを伝えたところ、京都でのライブがあるにも関わらず「和歌山市の子ども達のために行きます」と回答があり、そのイベントに出演してくれたのです。

その時門松君は、「障がいを抱えながらも懸命に頑張っている姿に接し、この子ども達のために歌おう」と思って生きることをテーマに歌ってくれました。

そして「次回は和歌山市内でチャリティコンサートを行います」と話してくれたのですが、その企画が実現したものです。門松君にとって和歌山市での初ライブで、和歌山市にとっては音楽で和歌山市を盛り上げようという企画に一致するもので、しかも子ども達のためのチャリティですから、初めてのライブですが和歌山市のために尽力してくれました。

門松バンドチャリティコンサート

ギターでのソロのミニライブの時と違ってバンド編成をしてきたので、演出も迫力も選曲も全く違う門松君でした。二部構成でカバー曲とオリジナル曲を歌い上げてくれました。和歌山市のことを想って、子ども達のことを想って、そしてお客さんと共に盛り上がるための歌を歌ってくれました。

そして入場収入の一部を、和歌山市で支援を必要としている子ども達のために寄付をしてくれたのです。僕もライブの最後にステージに上がり、門松君、そしてバンドメンバーの気持ちを受け取りました。この気持ちを児童養護施設の子ども達に伝えたいと思います。

舞台の上から、僕からも挨拶をさせてもらいました。

門松バンドの皆さん、ありがとうございます。そして親しみを込めて「門松君」、素晴らしいライブでした。そしてチャリティライブでの皆さんの気持ちを確かに預からせていただきます。

初めて門松君と出会い、演奏を聞いたのは和歌山市内の作業所が主催するイベントでした。ギターひとつで和歌山市に来てくれ、作業所で働く子ども達のために心を込めて歌ってくれたのです。その時のことを門松君は「和歌山市において、困難と闘っている子ども達のためにチャリティライブを行いたい」と話してくれたのです。その時からずっとその気持ちを持ち続けてくれ、今日のチャリティワンマンライブの実現となりました。

門松バンドチャリティコンサート

今日、和歌山市に来てくれ、チャリティをしてくれたことは素晴らしいことだと思います。その気持ちを今、ここで受け取らせていただきましたので、後日、児童養護施設に届けたいと思います。

また舞台の上で門松君と防災訓練についての話を交わしました。

昨日、ベトナムの方を対象に防災セミナーを行いましたが、門松君も子ども達を対象に一泊二日で防災訓練を行ったことを聞きました。その中で段ボールを活用してベッドを作り宿泊体験をしてもらったそうです。どこにいても子ども達の支援を行っている彼の優しさを感じました。

門松バンドの拠点は和歌山市ではありませんが、これからも和歌山市とのご縁をつないで欲しいと思います。今日のチャリティワンマンライブに心から感謝いたします。お礼申し上げます。

その他
  • 中心市街地再開発に関する打ち合わせを行いました。和歌山市の中心地を再生したいと思って活動をしている皆さんと、今後の取り組みについての協議を行いました。
  • 和歌山県の活性化について協議を行いました。和歌山県として活性化に向けた取り組みを実施していますが、その中で特に県の将来を大きく変える可能性のある案件にどう対応するか、案を出し合ったものです。
    現時点の大型の案件とは、統合型リゾートの誘致の成功。コスモパーク加太の活用。和歌山市中心市街地の再生。そして南紀白浜空港を拠点とした空港型地方創生の取り組みです。これらの課題への対応について建設的な協議を行いました。