活動報告・レポート
2019年9月16日(月)
ペットボトルキャップ回収
ペットボトルキャップ回収
ペットボトルキャップ回収

「片桐章浩を応援する会」としてペットボトルのキャップを集めています。本日は回収したキャップの洗浄と仕分け、袋詰めの作業を行いました。参加してくれたのは12名の皆さんですが、午前から夕方にかけて作業を行いました。

最初に、集まったペットボトルキャップの量を見た時、「今日中に終わるかな」と全員が思ったほどでしたが、協力して作業を行った結果、午後4時過ぎに終えることができました。日差しが強かったので汗が溢れ出しましたが、全員が目的意識を持ち団結したことから思ったよりも早く仕上げることができました。

作業を終えたキャップは22袋もありました。これまで応援する会として、NPO法人エコキャップ推進協会に累計で211,140個、提供しています。このキャップは再生プラスチックの原料として換金し、医療支援、ワクチン支援、障がい者の支援、そして子ども達への環境教育などに使っています。

参考値ですが、累計のキャップをゴミとして焼却した場合の二酸化炭素発生量は1,546.72kgとなりますから、子ども達の支援と共に地球環境保全にも役立っていることになります。

ペットボトルキャップ回収

ところで1袋当たりの重さは7kgありますから、今回の22袋の重量を合計すると約150kgを超える重さがあると思います。この袋詰めしたキャップは、明日、軽トラックで回収機関に届けることにしています。

このように「片桐章浩を応援する会」ではみんなの意思でキャップを回収し、使える状態にして団体に提供するなどの社会貢献活動も実施しています。作業を行ってくれた皆さんに深く感謝しています。

作業を終えてから休憩を挟み、続けて議会報告会を行いました。今回が第80回目の開催となることから、議会報告会の前に集まれる人が集まって、第80回の節目にキャップ回収作業を行ったものです。節目に記念になるような取り組みをすることはこれまでの重みを感じると共に、次の1回目に進む重要なことだと思います。残暑厳しい中での作業でしたが、作業の結果が22袋の回収につながり、それが医療支援やワクチン支援につながることが分かっているので、目的意識をもって作業をすることができました。みんなで汗を流すことで団結が深まりました。

さて今回の議会報告会の内容は次の通りです。

片桐章浩を応援する会 議会報告会
  1. 外交史料と近代日本のあゆみ展開催について
  2. 「氷雪の門」映画上映について
  3. 南紀白浜空港を拠点として和歌山県の活性化について
  4. 和歌山県の空き家対策について
  5. 和歌山市のメガソーラーの現状について

以上の内容について説明と質疑応答を行いました。作業で疲れた後の報告会でしたが、熱心に聞いてくれたこと、意見交換も行えたことに感謝しています。

意見交換

国会議員、首長を始め経営者の方と一緒に意見交換の時間をいただきました。昨今の国際情勢について、日米地位協定について、統合型リゾートについて、外国人雇用についてなどの課題に関して話し合いました。

ここでは和歌山県の統合型リゾートについての意見交換の主な内容について記します。

マカオの人口は約60万人ですが、観光客は年間約3千万人も来ていること。巨大都市に思いますが、60万人クラスの都市がこれだけ多くの観光客を集めていることを知って欲しいと思います。経済効果と雇用の確保などの面で、大きな利益を得ているのです。しかも日本よりも治安が良いと評価されています。治安の悪い地域に観光客は来てくれないのは世界の常識です。

日本の統合型リゾートの発想は国際見本市や国際会議場を立地するための施策だということです。世界で一番大きな国際見本市会場はドイツのハノーバーという都市だそうです。この都市人口は約50万人ですが、和歌山マリーナシティの同規模の会場があることで、国際見本市が開催され世界中からビジネス客が訪れているということです。国際見本市を開催できる建物があることが条件で、都市の人口は関係ありません。

東京ビッグサイトは世界では80位ぐらいだそうです。日本で大きいとされる会場でさえ、この手クラスなので、世界で上位に入るような国際見本市会場が必要であることが原点です。

日本に大きな会場がないのは、地方自治体の財政の問題です。巨大な会場の建設費と運営費を地方自治体が負担する体力はありませんから、民間事業者に建設してもらいたいと考えたそうです。しかし赤字の建物の建設と維持、運営をしてくれる事業者はいません。そこでカジノ施設を認めるから、国際会議場などの建設と運営をしてくれることを条件に法律を作ったそうです。決して「初めにカジノありき」ではないのです。

統合型リゾートには医療機関とカジノを組み合わせて欲しいと思います。日本の医療は世界有数ですから、ここに来る目的の一つとして医療機関があることもセールスポイントになります。

統合型リゾートは法律では最初に3か所認めることにしていますが、7年後には2か所を追加で認めることになっています。つまり最初に開業してから7年後には5か所の統合型リゾートが開設されることになります。当然のことですが7年後にできる施設は最初に開業した施設よりも新しく機能が充実していますから、お客さんは新しい統合型リゾートに来るようになります。そこで最初に選定された府県が考えておくべきことは、隣接地に空き地など余裕を持った敷地に建設しておくことです。他の府県で新しい施設ができるとしても、隣接地に新しく設備投資ができる敷地を用意しておかなければ、7年後開業する施設に対抗できないということです。

広い敷地内に最初のホテルを建設、開業しておき、数年後には新しいホテルを建設するなど、先を見越した計画が必要だということです。

以上のような話し合いを行いました。夜遅くまで時間をいただいたことに感謝しています。