活動報告・レポート
2019年9月14日(土)
葵会和歌山支部総会
葵会和歌山支部総会

葵会和歌山支部総会にお招きをいただきました。先輩の皆さんの元気な姿に接すると、こちらも元気をもらえます。

会の中でT葵会会長と話をしました。現役時代の仕事の話を聞かせてもらいました。先輩の経験談を聞くことが学びになりますから、貴重な財産を受け取ったと思っています。

T会長が管理職になった時の担当が経理でした。予算、決算の実務経験はなかったので知識はそれほどなかったそうです。ある日、新任役職会議で本社に集まった時、経理室長から「議論をしよう」となり話し合ったそうです。そこで「和歌山支店長から交際費の依頼が来ているけれど、私は君から依頼を受けるなら認めようと思う。だから和歌山と経理をしっかり頼んだよ」と話があったそうです。T会長は「室長から信頼してもらった限り、和歌山の経理は全てにおいて責任を持つ」と覚悟を決めて職責についたことを聞かせてもらいました。

当時の予算、決算の上席担当に「私が責任を持つから、各課・室にはしっかりと指導して欲しい」と話をしたそうです。

Tさんがいた時の経理審査はとても厳しかった記憶は今も正確に残っています。T会長と会う時はいつも「Tさんは厳しかったですからね。怖い人でした」と言うのですが、その背景には責任を背負うという覚悟があったからだったのです。だから「当時、決して経理審査を厳しくしたわけではなく、私が責任を負う覚悟を持っていたので部下には、経理の観点から指導をしてくれるよう頼んでいたのです。それで私も勉強になっていました」という話をしてくれました。

仕事は表面だけでは分からないこと、表がスムーズに流れるためには裏付の支えがあるものです。その後、T会長が責任者であった時に僕も知っている事案が発生するのですが、その時に事案を収める行動が凄かったことを覚えています。ここで記すことはしませんが、隠れた交渉と行動があったことを知りました。

その事案にあたった時の台詞「私が全て調査を行い報告します」と伝えて、事案の解明に努めたのです。勿論、この事案は最小限の被害に留まり解決することになるのですが、ここにT会長の果たした責任が隠れています。成果を生み出すには責任をとる覚悟を持った人物の存在が必要となります。そんな覚悟を持ったT会長を僕は尊敬していますし、武勇伝を聞かせてもらえたのは信頼を得ているからだと思います。

葵会の発展のために、少しでも役割を果たしたいと考えています。

そして僕からも皆さんに挨拶をさせていただきました。

挨拶の趣旨は、串本町での民間ロケット射場の計画と期待できる効果について。メガソーラーの現状と課題について。和歌山県全体の活性化策についてでした。

皆さんからは「和歌山県に明るい動きが見え始めてきましたね」、「これからの和歌山県政に期待しています」などの意見をいただきました。先輩の皆さんからの話と激励に心から感謝しています。

こばと学園夏祭り
こばと学園夏祭り

毎年応援しているこばと学園の夏祭りが開催されました。今年も応援に行ったのですが、記念すべき50周年記念となる夏祭りでした。地域の方々、地域以外で応援している方々が多数参加してお祝いした素晴らしい夏祭りになりました。これまで同学園を支援してきた団体に対して感謝状が贈られ、感謝の言葉を伝えてくれました。地域の皆さん、応援してくれる皆さんがいるから学園は運営を続けられています。これまで大変なご苦労をされてきましたが、ようやく支援の輪が広がり運営できるようになっています。子ども達のために尽くしてくれている学園の先生方、地域の皆さん、そして応援をし続けてくれている団体の皆さんと一緒に、今年もお手伝いができたことを嬉しく思っています。

「来年もこの場所で会いましょう」という言葉を交わせたことが絆であり。社会貢献活動の精神だと思います。共に創り上げている学園だとの共通の認識を持った夏祭りでした。

今回は夏祭りの応援を呼び掛けたところ、若い人がたくさん参加してくれたので地域の皆さんとの交流も図れました。社会貢献活動に参加した若い人達から「来年も来ます」、「もっとできることはありますか」、「毎月は無理としても二、三か月に一度ぐらいは学園に来ますよ」などの声をいただきました。

お手伝いをいただいた皆さんに深く感謝しています。