活動報告・レポート
2019年9月10日(火)
県議会開会
県議会開会
9月県議会定例会

令和元年9月県議会定例会が開会となりました。知事から議案提案の趣旨説明、新任幹部職員の紹介などがありました。併せて一般質問の通告が今日だったので、質問の意思表示を行いました。その結果、令和元年9月18日、水曜日の二人目として登壇することになりました。午前二人目ですから、11時少し前からの登壇となる見込みです。是非、議場に応援にお越しいただけると幸いです。

一般質問項目はこれから決めていきますが、取り上げるのは次の4項目を考えています。

1.和歌山県誕生150年記念について

令和3年は和歌山県誕生150年の年に当たります。この年は国民文化祭が開催される年でもあるので、国民文化祭と同時に誕生150年の記念式典をすることを提案します。和歌山県が誕生した時のこと、県を守り育てて来た先人たちの思いを文献などから想像し、今に生かすこと、私達が引き継ぐことについて議論を交わそうと考えています。

2.外交史料と近代日本のあゆみ展について

この展覧会は令和元年11月に開催が決定しました。和歌山県からの呼びかけに応じ、外務省外交史料館の協力を得て開催する運びになったことを嬉しく思います。この開催は決して簡単なことでなく、関係者が開催趣旨を理解してくれたこと、熱意をもって取り組んでくれたことで実現したものと考えています。和歌山県独自の外交史料展になるものですから、自信を持って開催し多くの県民の皆さんに鑑賞して欲しいと思います。特に中学生、高校生には勉強になるので、多くの学生に来てもらえることを期待しています。

3.南紀白浜空港について

令和元年8月に建設委員会の視察と改新クラブの会派視察で二回、南紀白浜空港を訪問しました。岡田社長の経営計画と行動力、そして県との連携があることで順調な滑り出しをしています。今後は空港型地方創生を目指し全国の地方空港のある都市のモデルになるような空港にするため、思いを実現させるために議論を交わしたいと考えています。

4.メガソーラーについて

和歌山市内の和泉山脈には何箇所かのメガソーラー計画があります。住宅地の上部の森林を造成して工作物を建設することに関して地元同意が取れていないことが問題です。太陽光発電条例の適用と地元の皆さんの意見、不安をどう位置付けて対応していくのか。これまで事例の少ない、現在、差し迫った問題です。地元の皆さんの意見を聞いて許認可の判断をする、行政の仕事をすることが地方自治体の本質ですが、事業者の営業の自由もありますから、公共の福祉をどこまで介入させるのか考える必要があります。

地元の皆さんの視点に立って疑問点を訴え、当局と議論を尽くしたいと考えています。

以上の4項目を取り上げて、知事、当局と議論を交わしたいと考えています。

この議会も全力で取り組みますから、皆さんの応援をお願いいたします。

統合型リゾート

統合型リゾートの専門的立場にある人が訪ねてくれたことから、この問題に関する意見交換を行いました。外国で統合型リゾートホテルを経営している方なので、経営のあり方、地域との共生、お客さんのおもてなしなど、学ぶことができました。

統合型リゾートの中のカジノに関しては「やりたい人がやれば良い」ということです。無理に連れていくものではなく、無理にゲームをしてもらうものではなく、やりたい意思を持った人が来場しゲームをすれば良いのです。

統合型リゾートはお客さんに歓迎されない、地元に歓迎されないものではなく、お客さんが楽しめる施設であり、地元に歓迎される施設でもあります。お客さんはエンターテイメントを楽しむことができるし、カジノをしない人はホテル内でゆったりと滞在することや、リゾート地ですから周辺の観光に出掛ければ良いのです。

統合型リゾートは現代社会の要請で生まれたものですから、そこには楽しむためのルールがありルールに従う人が来てくれると良いのです。地域に歓迎される統合型リゾートを目指したいものです。