活動報告・レポート
2019年9月9日(月)
外交史料と近代日本のあゆみ展
外交史料と近代日本のあゆみ展

「外交史料展 外交史料と近代日本のあゆみ」展の概要が発表されました。県議会定例会で提言してきた明治外交史料展が開催することになったことを、何よりも喜びたいと思います。和歌山県で明治外交史料の本物を展示するという企画が実現することは信じられないことですから、多く方に鑑賞して欲しいと思います。

発表された「外交史料展 外交史料と近代日本のあゆみ」展の概要は次の通りです。

1.開催趣旨

明治150年を迎えた昨年に引き続き、本年は近代日本が本格的に諸外国と交流するため、外務省が設置されて150年の節目の年です。国際舞台に乗り出した日本の最初の試練は不平等条約の改正でした。この難題に立ち向かい改正を成功に導いた本県出身の陸奥宗光の功績を中心に、近代日本の外交の足跡を紹介する展覧会を開催します。

2.開催日時

令和元年11月2日(土曜日)から令和元年12月15日(日曜日)まで。

午前9時30分から午後5時00分です。

3.開催場所

和歌山県立近代美術館

4.フロアレクチャー

(1)フロアレクチャー1

  • 講師:冨塚 一彦氏 外務省外交史料館外交公文書編纂官
  • 日時:11月16日(土曜日)、11月17日(日曜日)いずれも午後2時から
  • 場所:展示室(要観覧券)

(2)フロアレクチャー2

  • 講師:県立文書館・県立近代美術館職員
  • 日時:11月3日(日曜日)午後2時から、11月9日(土曜日)午前10時30分から、
    12月7日(土曜日)午後1時から
  • 場所:展示室(要観覧券)
  • 観覧券については、県庁文化学術課までお申し込みください。
5.記念シンポジウム

展覧会に関連したシンポジウムを下記日程で開催します。

  • 日時:11月4日(月曜日)午後1時30分から午後4時30分まで(開場は午後1時)
  • 場所:県立図書館2階 メディア・アート・ホール

〇基調講演

演題「近代日本外交の興隆−陸奥宗光とその時代」

井上 寿一氏 学習院大学学長

〇パネルディスカッション

井上 寿一氏 学習院大学学長

小谷 賢氏 日本大学危機管理学部教授

福嶌 香代子氏 外務省外交史料館館長

仁坂 吉伸和歌山県知事(コーディネーター)

リーダーの役割

京都祇園祭のお手伝いをしている大学生のリーダーの話です。若いけれどしっかりしたリーダーシップ感を持っていると感じました。

「リーダーの役割はみんなに声を掛けるなど気配りをすること。だから各自の持ち場を周っています。そこで困っているメンバーがいた場合、応援を求めるなど対応しています」というコメントです。

その通りだと思います。平時はメンバー全体を意識して一言でも声をかけることがリーダーの役割です。そしてチームやメンバーが困った時にリーダーが登場となります。応援を依頼することや相談できる頼れる人がいることがリーダーに必要なことです。リーダーによってチームや組織は全く違ったものになります。リーダーがリーダーらしい役割を果たすと組織は団結し強くなりますが、リーダーがリーダーらしい役割を果たしていない場合、たちまち組織は弱体化していきます。

メンバーにたった一言、声をかけることがリーダーにとって如何に大事なことかを知る必要があります。全体を見渡して気配りができること、そして参加してくれたメンバーに声をかけること。参加できなかったメンバーにも「今回は都合がつかなかったようだけど、次は参加して下さいね」などの声をかけること。それがリーダーだと思います。