活動報告・レポート
2019年9月7日(土)
某組織定期大会
某組織定期大会

和歌山県内に事業所がある某組織の定期大会にお招きをいただき出席いたしました。今回で第41回目を迎える歴史ある大会です。この大会で挨拶の機会をいただきました。挨拶の趣旨は次の通りです。

おはようございます。第41回目を迎えた定期大会のご盛会をお祝い申し上げます。また今春の統一地方選挙においては、皆さんから大きなご支援をいただき県議会に送り出してもらっていることに感謝いたします。ありがとうございます。皆さんからの応援を力にして活動をしているところです。

本日は和歌山支部だけではなく田辺支部や新宮支部からも来ていただいているので、折角の機会ですので、今週、串本町、白浜町、すさみ町を視察してきた結果を踏まえて県政の動向について話をいたします。

まず白浜町では南紀白浜空港が国際線化を予定しているので、国際線ターミナルビルの建設に着手いたします。2年後にはターミナルビルを完成させ、アジアやロシアからの便を就航させる予定になっています。この県内空港が国際線化されることで観光やビジネスのお客さんが和歌山県に多数来てくれることになりますから、紀南地域を中心に県全体の活性化が図れるものと考えています。

そしてすさみ町と串本町にはマリオットホテルが建設される計画になっています。すさみ町の道の駅に隣接する建設予定地を見てきましたが、二つの町は勿論のこと、紀南地域の観光の拠点となるものと思います。知名度の高いホテルですから観光だけではなく、紀南地域の活性化に伴うビジネス需要も増加すると考えています。

そして串本町では民間ロケット射場の立地が決定しています。現地では既に造成工事に着手していて、来年の9月に造成工事を完了させ、それ以降は管理棟や射場など工作物の建設に着手することになります。そして来年度中に敷地内の工作物の建設の全てを完成させ、初号機の発射を行う計画になっています。

このように紀南地域では、南紀白浜空港の国際線化、マリオットホテル建設、民間ロケット射場立地など県政による活性化とビジネスチャンスが訪れることになります。

また県内各地でメガソーラーの計画があり地元の不安が増し、和歌山県や当該市に対して条例などに基づいた適切な判断をお願いしたいとする行動が起きています。行政は県民の皆さんの安全と安心、そして暮らしを守ることが大前提ですから、地元不安がある中でこれらの計画を進めるような判断はしません。

これらの計画が大雨や地震などの災害が発生した場合に安全性は確保できるものかどうかを審査することになりますから、地元で不安感のある状況で認める決定はしないものと認識しています。また言うまでもなく太陽光発電による電力を電力会社が買取る期間は20年間ですから、事業者の信頼性が問われることになります。発電事業ですから地元の皆さんと信頼関係にあること、つまり共生関係を築いていることが事業者の資質だと考えています。仮に地元の皆さんに信頼されていない事業者が事業を開始した場合には関われないと思いますから、信頼できる事業者に電力事業に参画して欲しいと望むところです。

この課題に関しても、皆さんの意見を聞かせてもらいながら継続して対応していきたいと考えています。

最後になりますが、41回目を迎える定期大会が実りある大会になることを祈念して挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。

以上の趣旨の挨拶をさせていただきました。皆さんにお礼申し上げます。

ナームの会
ナームの会

二か月に一度開催されている「ナームの会」に参加しました。若手のお坊さんが講師を務めて話を聞かせてくれるのですが、僧侶の話は日常、聞く機会がないので学びになります。

若いお坊さんは自らの経験と学習を基にして、天皇制の話、韓国人の価値観の話などを話してくれました。2千年も続いている天皇制の価値を基にした女系天皇の問題点について、韓国人は「韓国にとって正しいことは立証しなくても正しい」という価値観があるという観点から、昨今の日韓問題を解説してくれました。

「自分は正しい、間違があれば相手の責任」という価値に基づいて行動していることから、「謝らない社会ではないか」と説明してくれました。「人に責任を押し付けるやり方で問題は起きないのだろうか」という問いに対しては「全員が同じ価値観を持っているから社会は混乱しない」という回答でした。

外国との付き合いは個人の付き合いでも難しいことがありますから、国同士になると更に難しいことがあることを感じました。