関電労組本部大会が開催されたので、議員団として出席しました。今回で70回目を迎える歴史ある大会は、各支部からの代議員が参加する大規模なものになっています。毎回、出席して思うことは、大会規模の大きさと内容の濃さです。これだけの人数が集まり議案を審議して質疑を交わす大会は少ないと思います。スケールの大きさを感じることは、他を圧倒する力を持っています。今日の大会の力を明日につなげたいと思います。大会での挨拶の主旨は次の通りです。
大会構成員の皆さん、こんにちは。第70回目を迎える本部定時大会のご盛会をお祝い申し上げます。議員団会議団長の職にあるため、議員団を代表して挨拶をさせていただきます。まず選挙のお礼です。1月の御坊市議会選挙4月の統一地方選挙、そして参議院議員選挙、特に統一地方選挙では新人二人を含むここにいる議員が当選を果たすことができました。皆さんのご支援に心から感謝いたします。ありがとうございます。
皆さんの支援をいただき当選を果たしましたが、皆さんと関わる議員としての役割は次のようなことがあると思っています。一つは「仕事をすること」もうひとつは「安心を感じてもらうこと」です。
「仕事をすること」は当たり前のことだと思いますが、ここで言う仕事とは質の問題です。通常、議員に対して何かの説明をしようとした場合を思い浮かべて下さい。訪問予定のアポを取る、説明内容をペーパーでまとめる、質疑応答を考える。そして議事録を取るなどの過程を経ることになります。ここで会うまでの日数を要しますし、説明する内容にもよりますが、経過や実施内容を一から説明する必要があります。
ところが私達に対しては「台風などの大災害への電力の対応について」と言うと「分かっています」となりますし、「再生可能エネルギーの取り扱いについて」と言うと「分かっています」となります。更に「エネルギー問題について」と言っても「分かっているので大丈夫です」となるので、仕事のスピードが違ってきます。
皆さんから支援いただいている私達と連携を図っていただくと、基本的な説明を省けること、スピードがあることなど仕事の質を変えられるのです。是非、本部、地区、支部、そして皆さんと連携を図り、仕事の質を高めていきたいと考えています。
そして「安心を感じられる」ことです。議員が所属している支部や地区の役員の方々はこの「安心」について理解できると思います。「何があっても身近に議員がいるから何とかなる」と思ってくれていると思います。相談をいただく意見や要望に対しては対応できていると思いますし、諸課題への対応は何かとできていると確信しています。
仕事を安心して行える環境を創り出しているのも議員だと思います。支部にとっての地区、支部や地区にとっての本部は安心感があると思いますが、議員もそんな存在でありたいと思います。
最後に個人的な話で締め括ります。
僕が20歳代の頃の本部は足立委員長でした。その後、芦田さん、藤原さん、川口さん、岸本さん、そして現在の檜垣委員長へとつながっています。本部委員長は人間的に大きな凄い方ばかりで、共通していることは大きな山のような存在だということです。活動している後ろでどっしりと支えてくれている存在で、安心して活動ができているのです。今年の統一地方選挙では檜垣委員長には頼れる存在として大変お世話になりました。
そして次期委員長は壬生副委員長だと聞いていますが、同じように山のように大きな存在だと思っています。ただ一つ違うところがあります。これまでの委員長は僕より年上でしたが、壬生さんは年下だということです。「もう年下の委員長が誕生する年齢になっているんだなぁ」と思いますし、これまでと違うことは、今まで受けたきたご恩を返す年齢になっているということです。恩返しをすることをこれからの活動で心掛けたいと思っています。
議員として「仕事をする」、「安心を感じてもらう」そして「恩返しをする」ことを念頭に置いて、皆さんと共に活動を行いたいと考えています。共に活動できることを楽しみにして、大会に際してのお祝いの挨拶といたします。引き続き、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
以上のような挨拶をさせていただきました。大会で挨拶の機会を設けてくれた皆さんに感謝しています。