活動報告・レポート
2019年8月18日(日)
和歌山県の日本酒
和歌山県の日本酒

和歌山県と日本酒に関して、次のような問い合わせをいただきました。

「関西広域連合の『文化』のページを覗いていると気になることが有りました。関西広域連合の『日本酒文化』の担当部局が和歌山県農林水産部になっているのに、和歌山県の『日本酒』がアップされていないのです。情報発信が苦手なのは百も承知していますが、担当県が自県のPRをしていないのはおかしいと思います。ご存知でしたか」という問い合わせです。

この件は知らなかったので、関西広域連合「文化」のページを確認したところ、和歌山県が担当になっていますが、和歌山県の日本酒の紹介はありませんでした。担当箇所のPRは控えるだとか関西広域連合の取り決めがあるなど、何かの理由があるのか調べたいと思います。もし制約がなければ和歌山県も日本酒の生産が盛んですから、他の府県と同様の日本酒のPRを掲載すべきだと考えます。

関西広域連合の「文化」のページの一部を以下に記載いたします。

タイトル「関西の食文化 - 日本酒文化」

本文は次の通りです。

・日本酒づくりのルーツは関西にある

「水」と「米」で作られる日本独特の酒「日本酒」。中でも関西は、日本最大の日本酒の産地です。関西の日本酒は、清らかな水と米を原料とし、日本の四季や匠の技が醸し出す「美しい酒」です。

・日本酒の味を決める原料「水」、「米」

日本酒に使われる主な水は、豊富なミネラルを含む「伏流水」と呼ばれる地下水。関西には、日本を代表する伏流水があります。

一つは「宮水」。兵庫県の西宮という地域で発見された水で、日本一の日本酒産地「灘五郷」の芳醇な酒の味を支えています。

もう一つが灘と並ぶ酒所である京都府・伏見の「伏水」。宮水より硬度が低く、まろやかな酒ができると言われています。

ほかにも、関西のいたるところから名水が湧き出ており、どこの水を使うかによって、日本酒の味わいが変わります。

良質な日本酒の原料となるお米は「酒米」と言われ、一般的に食用とされているお米とは異なります。

「酒米」として最もよく知られているのが、兵庫県で誕生した「山田錦」。香り高くコクのある味わいの酒ができあがる、酒米の王様とも言われる米です。

そしてこのページで紹介されているのが「京都府の『祝(いわい)』」と鳥取県『強力(ごうりき)』」で、和歌山県の日本酒は掲載されていません。

そして「日本酒文化に関連するリンク集」でも滋賀県、京都府および鳥取県のページがリンクされていますが、和歌山県のリンクはありません。自県の紹介を控えるのを美徳としてるのでしょうか。和歌山県の方から問い合わせがあり確認したところ、ホームページに記載がないことは事実だったので、当局の考え方を確認したいと思います。

和歌山県のことを大切に想う気持ちからの問い合わせなので、このような意見を大事にしたいと考えています。

夏祭り
夏祭り

案内をいただいていた喜成会の夏祭りに参加しました。今回が41回目と長い歴史を持った夏祭りは、入居者、スタッフ、お手伝いの皆さん、そしてこの日を楽しみに参加している皆さんの熱気で溢れていました。

お手伝いには近隣の自治会の皆さんもお揃いの法被姿で来ていました。皆さんと話を交わし、今夏のひと時を過ごしました。秋の気配はまだ感じませんが、早いもので夏も過ぎようとしています。過行く季節を惜しむようなお盆明けの日が続いています。