活動報告・レポート
2019年8月8日(木)
対談に同席して
対談に同席して

要人が訪れた時の素晴らしい対応に関して、「同席して学ぶことがたくさんあった」ことの話になりました。

要人の方を仮にXさん、応対した人をYさんとします。Xさんが訪問する日時とおよその滞在時間は分かっているので、話題になることは予測しなければなりません。推測ですが、Yさんの秘書の皆さんは、これまでのXさんの発言や考え方を調べてレポートにしてまとめあげ、Yさんに丁寧に事前レクを実施していたと思います。

しかも今年に限ってもXさんは多岐にわたって発言をしているので、議事録を読むだけでも大変なことになります。恐らく秘書は経験と勘を働かせて、「面談の時はこんな話題になる」と予測して、Xさんのこれまでの発言や記者会見の質疑などを要約していきます。

それを基にして話題を絞り込んで要約し、事前レクを行っていると思います。見事に受け答えをしたYさんも凄いと思いますが、その受け答えを導いた秘書の方も凄いと思います。

過去の発言とその背景にあるものを読み取り、Yさんにレクチャーをした秘書の皆さんの力量に感心しています。勿論、XさんとYさんとの話のやり取りも凄いもので、Xさんが「現状はこんな課題がありますから、今後は丁寧な議論が必要です」と話したところ、Yさんはすかさず「議論をするに際しては、私共の課題と考えていることは〇〇〇ですから、その点を念頭に置いていただけると有難いことです」と短く的確に伝えたことは凄いものでした。

それに対してXさんも「調査と分析をして現状を把握していますから、言う意味は理解しています」と端的に答えていますから、こちらもまた課題と今後の方向性を見出していると感じました。短い言葉のキャッチボールの中に核心に触れることが入っており、今後の進むべき方向を感じることができました。レベルの高い人の懇談の中に入ることで、多くの気づきがあり学びになります。

練習は当然、大事ですが、練習の成果を出すためには試合の場が必要です。練習には多くの人が関わっていて、試合に出る選手は練習の成果を発揮することが求められます。事前にできることはやっておくこと。その成果を臆することなく発揮できること。それがチームプレイですから、良い組織、会社は、そんなチームプレイができていることを感じました。

そして、そんな重要な試合の場にいられたことを嬉しく思っています。

その他
  • 久しぶりにKさんを訪問しました。「ご無沙汰していますが、テレビで議会の様子を見ていますよ。いつも片桐さんはどこにいるのか見ていますし、議会で発言している時は見ていますから。それにしても変わらないですね」と話してくれました。久しぶりにお会いしたのですが、元気でいてくれることを嬉しく思います。
  • 元同僚のIさんと会ったのは本当に久しぶりでした。話をしていると、あの当時の懐かしい思い出話が出てきました。長年話していないことが自然に蘇ってくるのは不思議なことです。何十年もその話をしていなくても、自然と言葉で出てくるのですから。こんな話ができることは年齢と経験を重ねてきたからであって、「積み重ねてきたものが確かにある」と感じられることになりました。