活動報告・レポート
2019年7月31日(水)
研修会
課題解決の方法

人と人との間でトラブルが発生する多くの場合は感情から来ています。それは合理的なものではなく感情によるものなので解決することは簡単ではないのです。感情によるトラブルは問題発生の経過や解決方針よりも感情を抑えられることが優先します。だから当事者間だけで解決することは難しく、第三者が間に入って話を聞いて裁く必要があると思います。トラブルに発展した二人で話し合って解決することは稀なことで、そこに信頼できる人が間に入って話を聞いて感情を抑えるように納得できる道筋をつけてもらうことです。

ただ間に立つ人は、かなりの経験を重ねて、問題解決に慣れた人が求められます。二人とも、ある程度、仲介者の話を素直に聞けるような人物が必要ですが、なかなかそんな人は見当たりません。もし問題解決に長けた人がいるなら、将来共に絶対に必要な存在なので、大切につきあいをすべきです。親しい弁護士と知り合いであるようなものだからです。

自分にとって身内のような存在だと思ってもらえる人がいれば心強いものですから、小さなご縁でも大切にしたいものです。感情のトラブルが一番、解決が難しい問題だと思いますから、十分気をつけたいものです。

ライブの依頼

大阪で活動している音楽家の人から「和歌山市の子ども達に夢を与えられるライブをしたい」。そんな相談をいただきました。「これまでは京阪神を中心にライブをしてきましたが、今回、和歌山市内でライブを行いたい」という依頼です。音楽を通じて地域を元気にする活動を音楽家の方達は考えて行動してくれていますが、今回も同様の思いを聞かせてくれました。

この音楽家と仲間たちは、子ども達の支援と音楽を通じて和歌山市を元気にしたいと願う気持ちでライブを計画してくれています。実現に向けた活動を応援しています。

県行政に声を届ける

福祉関係の法律や取り扱いは毎年のように改正、運営基準が変更されていると聞きます。事業者にとって国からの支援制度の見直しは経営に直接関わるものなので、補助制度の変更は経営方針の変更につながるものです。それをサービスレベルの低下につなげることはできませんから、人件費を抑えることや経営者の仕事の負担を大きくすることで回避する場合は珍しいことではありません。高齢者福祉、障がい者福祉の現場に関わる皆さんは、法律や規則の改正に伴う対応をしていますが、必要とされる有資格者を揃えることなどは簡単にできるものではありませんから大変なご苦労をされています。このような法改正に伴う現場の混乱やご苦労している声をしっかりと把握して県行政に届けたいと考えています。

また障がい者の雇用による事業を行っている方から、「農福連携」の取り組みについての話を伺いました。和歌山県議会で提言したことがありますが、県内ではまだ実現していない取り組みですから、実現に向けた取り組みを支援したいと考えています。今回、懇談する中で他府県の先進的な取り組み事例を聞かせてもらうことができました。働き甲斐と給料水準の問題、そして楽しみを感じられる職場づくりなど、障がい者の仕事と職場について考えさせられました。

研修会

東京から講師をお招きしてエネルギー研修会を行いました。来月予定している現地研修に先立って、参加する私達が基礎知識を学ぶために実施したものです。全員が熱心に聞いてくれたことと質問が多数あったことから、予定の時間を超えての研修会となりました。講師の方からは「全国で研修会、説明会を行っていますが、一通り説明した後に何の質問もなければ『今日の説明はダメだったかな』、『理解してもらえなかったかな』と思うので、質問を出してもらえることが説明者として嬉しいことです」と話してくれました。

説明会や講演会などを終えた後、参加してくれた皆さんから質問や意見などの反応があることは嬉しいことです。反応がなければ「もうひとつだったのかな」と思ってしまうので、今回のように活発な質問があると、東京から来てくれた甲斐があったと思います。

来月の現地視察が有意義になることを確信しています。