活動報告・レポート
2019年7月24日(水)
日本の医師
万葉薪能

今年も和歌の浦で開催予定の万葉薪能について、同級生を始めとする皆さんを訪ねました。

皆さんの協力を得て開催しているので、関心を持ってくれている皆さんに今年の案内を届けてきました。文化活動はそれを理解してくれる人を増やすことが必要です。理解してくれる人がいると文化度は高まりますから、少しでも知ってもらえるように皆さんに伝えています。

和歌の浦の舞台で、一流の能と狂言を鑑賞できる機会があることは幸せなことだと思います。一人でも多くの皆さんが鑑賞してくれることを願っています。

日本の医師

日本の医療水準は素晴らしいと思います。今月に入って、外国から日本の医療を受けるために来日している患者さんが数名います。いずれも本国で治療を続けているのですが回復しなかったことから、日本の病院に診てもらいたい依頼があり、都度、対応しているものです。一時期は「病院みたい」な状況になっていましたが、命にかかわるような診断をされていたことから、日時の調整をしていました。その日に合わせて来日してくれるので対応しているのですが、診断を受けた患者さんからは「日本の医療は素晴らしい」と感想を聞かせてもらっています。

何よりも安心を与えている点が凄いと思います。日本人は、医師は信頼できるものと思っていますが、国にもよりますが医師の信頼度が低い国もあることが分かりました。

安心して医師の診断を受けられることは、日本人にとって大きな財産だと思いました。安心できる病院、医師が近くにいることは、今回の事例に触れて凄いことだと思っています。

長年、治る気配の全くなかった疾病が、その症状に関して日本を代表する医師に診察してもらった結果、回復の兆しが出始めている事例があります。この患者さんは、10年以上も悩まされていた疾病が治っているのです。診察からわずか一か月で治ってきているのです。日本の病院の診断の正確さと薬の処方のレベルが違います。

また外国の病院で癌だと診断された人が日本で診察を受けたところ、陰性であることが判明しました。日本の医師がMRI撮影などで診察した結果、陰性だとその患者さんに伝えてくれたので、安心感が違いました。不安を抱えている毎日を過ごすのと、トップレベルの日本の医師から「安心して下さい」と診断結果を聞かされるのでは、今後の日々の過ごし方が全く違ってきます。

不安を持ちながら生活をする。安心して生活をする。その日のあり方、過ごし方、そして時間の流れ方は全く違います。日本の医師が診てくれることは、診断結果の正確さと安心を与えてくれることなど、その効果は凄いことだと実感しています。

そしてもう一人。今日の日のために来日した患者さんも診断を受けました。母国では「早く手術が必要」と診断されていたのですが、日本で診断を受けたところ、「症状は広がらないので急ぐ必要はありません。来年、落ち着いてから来日して下さい。その時に手術をするので大丈夫です」という診断結果を聞いたことを伝えてくれました。日本の医師から説明を受けたことが安心なのです。日本人は日々安心の中で生活をしている。そう思うだけでも、日本人は快適で豊かな生活をしていると思います。そのことに気づくことで、今よりも幸せをもっと感じられると思います。お世話をしてくれた皆さん、診察してくれた医師の皆さん、通訳をしてくれた皆さんに感謝しています。

日本の医療の評判はとても高いので、改めて安心できました。

その他
  • 秋に予定している研修会の打ち合わせを行いました。研修日程や内容などを話し合ったので、行程の作成に取り掛かります。
  • 和歌山市内でのライブに行ってきました。出演者の思いが歌に乗って心に届きます。それを感じられることが幸せなことです。心の平穏を保つことは難しいことで、平穏が脅かされるような環境の中に入らないことです。