活動報告・レポート
2019年7月13日(土)
みらい医療推進センター
高校野球予選

紀三井寺球場を訪れました。昨日から夏の甲子園を目指す高校生の戦いが始まっています。

今朝は球児の応援に行ってきました。両チームとも打撃が素晴らしく、打撃戦で点の取り合いになりました。勝ったチームも負けたチームも、思い切り夏を戦った記憶が残ると思います。暑さと雨が降る中、凄い試合を観戦させていただきました。

夏祭り準備

お世話になっている保育園の夏祭り会場を訪ねました。先生方、保護者の皆さんが雨天に備えて午前から準備しているところでした。蒸し暑い中での準備作業は大変だと思いますが、子ども達の喜ぶ姿と地域の皆さんを迎えるために懸命の準備をしている姿に「夏祭りは午後から一日ありますから、無理をしないで下さい」と皆さんに声を掛けました。

夏祭りに参加する人のことを想って準備をしている皆さんの頑張りを応援しています。

高齢ドライバーの問題

お世話になっている喫茶店を訪ねました。店主が迎えてくれ「片桐さん、いつも良くしてもらってありがとう。一か月前に肺の手術をしたので、飲食の会合にも参加できていませんでした。手術が成功したのでもう大丈夫だと思います」と少し細くなったけれど笑顔で話してくれました。

ただ体調を考えて自動車の運転は控えていることから、行動範囲が狭くなっているようです。地方都市においては自動車の運転ができなければ、行動範囲が狭くなるので、仕事や人とのつきあいも難しくなる傾向にあります。公共交通機関の利便性が良ければ解消されるのですが、交通網の整備、交通行政の予算が限られていることから、充実させるには至っていません。

和歌山県では高齢ドライバーの方々に運転免許の返納を求めていますが、仕事をしている皆さんは活動範囲が限定されてしまうことから、返納するかどうか思案しているようです。

これは地方都市に共通した課題だと認識していますが、直ちに解決することは簡単ではありません。先月終えた6月県議会でも高齢ドライバーの運転について提言しようと考えましたが、現時点において解決策が見当たらず効果的な提言ができないと考え、取り上げることはしませんでしたが、引き続き対策を検討したいと考えています。

みらい医療推進センター
和歌山県立医科大学みらい医療推進センター10周年記念式典

和歌山県立医科大学のみらい医療推進センター10周年記念式典に参加しました。このセンターは「日本の元気を先取りするセンター」という表現で説明してくれました。それは活動を育む医療を目指していることもあり、「和歌山県のリハビリ医学は日本一進んでいる」と自信を持って話してくれました。これだけ自信のある言葉で伝えてくれると、リハビリ医学の日本一は和歌山県だと思いますし、高齢社会において和歌山県の医学の存在意義は増してきます。

病気になっても回復でき、元気に活動できるリハビリ医学を推進して欲しいと思います。

その元気を先取りするには三つの段階があることを示してくれました。それは未病の段階、早期治療の段階、そして治療の段階です。できれは未病で止めたいのですが、それが無理なら早期発見、早期治療です。最終段階が治療ですから、和歌山県の全ての人は未病、または早期治療により元気を先取りするような年齢の重ね方をしたいものです。

記念講演で田島文博みらい医療推進センター長は、次のような説明をしてくれました。

国民が運動しなければ日本は滅びます。それは日本の医療は約40兆円ですが、税金は約15兆円を占めているため、これでは保険制度とはとても言えない状態にあります。参考までに、介護保険の負担も約10兆円となっています。

しかし国民全員が運動をした場合、医療費は約20パーセント削減でき、介護保険に至っては約50パーセント削減できるそうです。運動療法こそ日本を救うと説明してくれました。

そして「みらい医療推進センター」と名付けた意味を「予防に重点を置いた医療」と説明してくれました。予防医学こそ日本に必要な医療であり、和歌山県から発信していくべきものだそうです。「みらい医療推進センター」の今後に期待しています。

夏祭り

夕方からの予定していた夏祭りは、雨天のため屋内で開催されました。毎年、施設の外で開催していたのですが、今回初めて屋内を会場にして開催しました。盆踊りなどのプログラムがなくなったことから、飲食を中心にしたものになりました。

作曲家 中村泰士さん

しかし作曲家の中村泰士さんがゲスト参加してくれたことで賑わいがありました。日本レコード大賞を獲得した「北酒場」と「そして・・・めぐりあい」の二曲を歌い上げてくれました。作曲家の歌は心情が表現され、会場にいる私達を中村泰士さんの歌の世界へと誘ってくれました。

雨天で屋内開催になりましたが、印象に残る夏祭りになりました。