活動報告・レポート
2019年7月4日(木)
教育は投資
期待の言葉

「批判や悪口を言う人がいますが、そんなことよりも期待できる話をすることが大事なことです」と聞かせてもらいました。本当にその通りで、批判や悪口には発展性がありませんが、期待の声はこの次につながることになります。期待されてがっかりする人はいませんから、期待を込められると、人はやる気になるものです。

また批判や悪口は心にブレーキをかける役割を果たしています。人の心にブレーキをかけるようなことはしないでいたいものです。それよりも期待の言葉を伝えることで、どちらも良い方向に向かうことができます。できるなら、批判や悪口を言うよりも期待する話をしたいものです。

教育は投資

「和歌山県から人が抜けるのは、頭脳を流出させているようなものです。人口が減少することは頭脳を流出させていることと同じなので、益々活力がなくなっていきます。特に若い人、学生が就職を機会に県外に出ていくことは止めないと駄目です。地元がこれまで育てた人材が県外に行くことになれば、大きな損失であることを表面化させることも必要です。若い人が残るためには起業のための資金調達の支援、外国の投資家とマッチングさせることも含めて対策を打つ必要があります。若い人が和歌山県内で起業する機会を増やして欲しいと思います」と意見をいただきました。

人口減少、特に若い人が就職を機会に県外に出ていくことが多いと思います。食い止めるためには働く場所の確保が絶対条件です。但し企業は良い人材を求めるので、教育がとても大事になります。考えることのできる人材、アイデアや企画に優れた人材、状況判断ができる人材などを企業は求めますから、そんな人材育成のための教育が必要となります。

他にも外国語を使える人材も、これから求められると思います。統合型リゾートが必要とする人材は外国語ができる人材だと聞きました。和歌山県の場合、約2万人の雇用を見込んでいますが、外国からのお客さんが来ますから英語、中国語などの外国語を使える人材を養成する必要があります。十数年前から小学校からの外国語教育の必要性を訴えていますが、まだ本格的に体制を整えているとは言えません。

統合型リゾートを誘致するには外国語を使える人材を雇用できることも条件になりますから、遅いかも知れませんが、今から体制を整えるべきです。全ての事業は人材を揃えることが鍵となります。和歌山県として、教育こそ将来を展望することのできる鍵になることを理解すべきです。

不景気の時こそ教育と研究が大事です。将来不安のある時ほど、教育と研究にお金をかけなければなりません。将来を見据えた投資が将来を明るいものにします。教育とは投資であることを認識して取り組みたいものです。

学問

当たり前のことですが高野山は寺院です。高野山は宗教都市だと思っていますが、開創した当時は、学問をする場所だったと聞きました。寺院は学問を習いに来るところと考えるのは不自然ではないと思います。書物、考え方の教えを乞うなど、学校がなかった時代において、人はどこで勉強を習ったのかというとお寺だったそうです。お寺に行くと厳しい修行を終えているお坊さんがいて、書物を読んでくれる、導いてくれるから、人々は寺院に行ったのです。

寺院は学ぶところ、現在の学校だとすると高野山がここにある理由が分かるような気がします。勉強の邪魔になるものは遊び、誘惑ですから、娯楽が何もない環境のところに学校を設置することが良いのです。高野山は勉強に没頭できる環境にあったことも、ここで開創した要因かも知れません。