活動報告・レポート
2019年7月2日(火)
学舎の会
学舎の会
向陽高校

「学舎の会」総会の案内をいただき出席してきました。正式名称は「向陽学舎の会」で今回の総会が13回目になります。本年度も事業計画として昨年度に引き続いて「美しい日本語講座」の開催などで、向陽生の文化祭のお手伝いも実施する予定です。

向陽高校から文化の香りが漂う活動を発信していますが、本年度も継続して活動を実施する予定です。僕からは向陽同窓会東京支部と同窓会総会の結果報告をさせてもらいました。東京支部では同窓生が向陽高校のためにできることとして、各界で活躍している人に来てもらって授業を担当してもらうことも話し合いました。また同窓会総会では、卒業生である吉本興業所属の「わんだーらんど」の二人に来てもらい、懇親会の司会や漫才を担当してもらったことで、盛り上がりを見せた総会になったことを報告しました。

「学舎の会」と同窓会活動とを連携して活動を盛り上げたいと考えています。また校長先生からは今年も俳句部が「俳句甲子園」の県大会で優勝したことの報告がありました。宿敵を破っての優勝なので部員は次の目標に向かって活動していることや、卒業生の中に俳人がいることから授業に来てもらえないかどうか検討していることの話がありました。そして「学舎の会」会員の中に吹奏楽部OBがいて、今年の吹奏楽部も実力があるので、県大会での結果を楽しみにしていることの話題が出て、定期演奏会や県大会の話となりました。

勉強と文化、そしてスポーツで活躍している現役生徒の皆さんを頼もしく感じています。同窓会として心から応援しています。

現地の感覚

先月の6月中旬に開催した研修会に参加してくれた代表者の方々を訪ねて懇談しました。代表者の方々は、研修会を終えた後も友人達に現地で見たことや聞いたことを話してくれています。現場を見ること、関係者から直接話を聞くことの効用については何度も書いているので、改めてここで記すことは割愛しますが、現場の感覚や空気は訪れてみないことには分からないことがあります。ですから研修会で現地を訪れた人が、そこで学んだことや感じたことを伝えることは有意義であり、現地に行った皆さんが、そこで学んだことを復習し、定着させるために効果があります。

ある施設を研修会などで訪れたことのある人は、そこで見たことや感じたことを実体験として迫力をもって人に伝えることができます。ところでその施設を訪れたことのない人は、その状況を迫力をもって人に話すことはできません。この現場感覚の違いは、人に伝えるうえにおいてとても大きいのです。研修して学んだことは人に話すことで成果になりますし、自分の知識として記憶に定着することになります。

「現地に行った、行かない」、「直接話を聞いた、聞かない」の差は人に伝える場合において思っている以上に大きいのです。そして現地で学んだことを人に伝えることは、その時を振り返る契機になりますし、確かな記憶として自分の引き出しになっていきます。

研修会に参加してくれた代表者の皆さんと話し合って、現地で学んだことを人に伝えることができていると感じました。

メール

ちょっと良い話を聞かせてもらいました。ある案件があり弁護士に依頼をした人がいました。判決が出た後は会う機会がなかったようですが、半年余りが経過した時、「ご無沙汰しています。お変わりないでしょうか。近くに来たら立ち寄って下さい」とメールが届いたことを話してくれました。この方は「公判の時から親身になってくれていたのですが、本当に心ある弁護士さんです。思いやりの気持ちがとても嬉しいです」と話してくれたのです。依頼者と弁護人の関係ではなく、信頼関係があったからこそ勝訴したと思いますし、その信頼関係が後々に続いている話を聞いて嬉しく思います。