活動報告・レポート
2019年6月26日(水)
役立つ話
県議会

令和元年6月の和歌山県議会は残り二日間となりました。人事案件の議案提案があり、既に審議を終えた議案と共に明日、採決する予定です。

道路の安全確保

道路環境整備のための協議を行いました。通学路の安全対策や交差点の安全確保と渋滞対策について現場調査の結果を話し合ったものです。特に児童や高齢者の方々の安全確保は重要なので改良する方法を協議していますが、道路幅や周辺の住宅事情などによって制約を受けることがあります。制約のある中でできることを検討しています。

役立つ話

話を交わした経営者の方が、これまでの経験した中から得て人に伝えるべきだと思っている話を聞かせてくれました。

「誤解は五回話をすることで解けること。七回話をすれば納得すること」。会話を交わすと自分の思いや伝えたいことの真意が伝わらないで相手に誤解されることが多々あります。そんな時は五回話をすることで誤解が解けるということです。何度も繰り返して伝えることで言っていることを理解してもらえますし、思いが伝わるからです。

「知覚動考」が成果を出すために必要なこと。これは「知覚動考(ともかく動こう)」と読みます。この意味は「知って、覚えて、動いて、考える」ことです。

知るだけでは何事も成し遂げることはできません。知って覚えても、やり遂げることはできません。知って覚えて基礎を作り、動くことで思っていることを実現することにつながります。そして、基礎を作り、動いた結果を振り返り、どうしてそうなったのかを考えることで物事を達成することになるのです。

思いを叶えるために必要なことは「ともかく動こう」です。

自信とは自分を信じた人が到達できる心理です。自分を信じていない人が人に話をしても、自信を持てない話では説得することはできません。相手がそれをしようと思うのは、信頼できる人からアドバイスを受けた時です。信頼できる人とは、社会からの評判が良い人、これまで一緒に仕事をしたことのある人、そして自信を持っている人などです。

儲るとは、信じる者のことです。自分を信じた者が得られる報酬が儲けることなのです。自分を信じないでいて、成果と報酬を得ることはできません。儲けることを目的にするのではなく、自分のやっていることを信じてやり抜くことで、結果として儲けがついてくるのです。

それをやったことのない人に「これをやりたい」とアドバイスを求めても、答えは「無理だと思うよ」となります。自分がやりたいことがあれば、それやり遂げた人にアドバイスを求めることが大事なことです。自分がやりたいと思っていることを、やり遂げた人に尋ねると「それは良いことだね。必ずできるからやってみよう」とアドバイスをくれると思います。

アドバイスを受けたいと思う時は「既にそれをやっている人に聞くこと」です。そうしなければ「できない」という返事が返ってくるからです。

例えば、居酒屋をやりたいと思っている人が居酒屋経営をしたことのない人にアドバイスを求めても「無理だと思うよ」という返事になります。何故なら、自分が経験していないことは自信を持って勧められないからです。

だから居酒屋をやりたいと思った場合、居酒屋を経営して収益を出した人にアドバイスを求めるべきなのです。そうすると「居酒屋をやりたい。いいね。私がやった方法を教えるからやってみると良いですよ」となります。

つまり自分が思っていることを始めることができるのです。

「私が経験したことは相手に伝えることができます。それを信じてくれたなら、最低、私のところに来ることができます。信じられないなら、信じてくれなくても良いのです。その場に留まるだけだからです。判断するのはその相手次第なので、無理に私の意見を聞いて欲しいとは思いません」と話してくれました。

「思いが強ければ、思ったようになります」。うまく行かないことの多くは、それを途中で諦めてしまったり、「どうせ無理」と思ってしまうことが要因です。強い意思、信じる心があればやり遂げられることでも、気持ちがぐらついたり諦めてしまうと、望んだ結果を得ることはできません。「強い思い」を持てることも才能です。

この方と素晴らしい時間を共有できたことに感謝しています。