県議会一般質問は二日目を迎えました。本日、午前、二人目として登壇いたしました。通告の通り、以下の項目について知事、企画部長、教育長と質疑を交わしました。多くの皆さんに議場に来ていただき質疑の様子を聞いてもらえたことを嬉しく思います。
1.国民文化祭について
(1)国民文化祭の会期について
(2)訴えるべき和歌山県の文化について
(3)出演者のための環境整備について
2.「外交史料と近代日本のあゆみ」展について
(1)開催趣旨と概要について
(2)来館してもらうための取り組みについて
(3)開会式後の講演会について
(4)展示会等への中学、高校の生徒の参加について
3.メガソーラーの動向について
(1)地元の意見の反映度合について
(2)林地開発許可制度における地元同意について
(3)地元同意の要否について
(4)地元同意について
(5)知事の見解について
(6)事業者からの「申出書」について
(7)地元不安のある中での計画について
議場に来てもらった一人の方から面白い意見、感想をいただきました。
「議会には初めて来ましたが、とても面白かったです。質疑を交わしながら議論が進んでいく様子、雰囲気など、普段味わえない体験をしました。物語が展開していくような、物語を私達の前で演じてくれているような感覚があり、凄いと思いました。
そして質問するに際してたくさん調べていることだと思いました。日本の昔の話に例えると議員は忍者のような存在だと思います。現場に入り、時には相手方のところに出向いて必要な情報を入手し、そこから分析を行い進言するといった重要な役割を担っていると感じました。県議会に来たことで県政への関心が高まりました。県政の課題に対してこのような議論を交わしてくれていることを知り、とても勉強になりました。皆さんにも県政の話を伝えたいと思います」と話してくれたことです。
議員は忍者のような存在である。忍者の評価は分からないのですが、良い意味に捉えています。他の藩の争いや戦を勝つための情報を集めること。できれば戦を避けるような戦術を考えることなど、忍者は正面切ってできないことの緩和剤的な役割を果たしていたのではないかと思います。
争いごとを好む人はいません。しかし利害が対立した時、当事者が向き合って納得する形で解決することは稀だと思います。そこに信頼できる第三者が入ることや、立ち会ってもらうことで解決の糸口が見つかることは多々あります。利害の対立が争いを生みますから、納得できるものを提案すること、話し合いの場を持つことなど、新たな切り口で見た議員の役割が忍者のような存在だと思います。
議場に来てくれた皆さん、インターネット中継で見てくれた皆さん、「行くことはできないけれど」と言って、応援してくれている皆さんに深く感謝しています。ありがとうございます。
- 今週金曜日から開催される「スナーダイクマエ孤児院」の作品展の準備のため、カンボジアからメアス博子さんが和歌山市に来てくれました。金曜日が開会式で日曜日までの三日間、開催される予定です。今年も子ども達の作品を楽しみにしています。
- 約20人の皆さんに集まっていただき、今日の議会一般質問などの報告を行いました。今日、僕の登壇日だったこともあり、一般質問の主旨などを説明したものです。皆さんからの応援を頼もしく思っています。