活動報告・レポート
2019年6月11日(火)
県議会開会
県議会開会

令和元年6月県議会定例会が開会となりました。令和最初の定例会であり、四期目最初の定例会でもあるので、いつも以上に気持ちを込めて挑みます。

定例会に際して知事からの説明要旨は次の通りです。

  • 高速道路について。

    本年度、国の予算において新宮道路と共に紀宝熊野道路が新規事業化されたので紀伊半島一周高速道路の実現に向けた道筋が整うことになりました。

    大阪・関西万博までに紀伊半島一周高速道路と南紀田辺までの4車線化が完成するよう取り組むことにしています。

    また和歌山南スマートインターチェンジとアクセス道路が供用を開始されたことから周辺の利便性が飛躍的に向上しています。

  • 統合型リゾートについて。

    国が公表する特定複合観光施設区域整備のための基本方針を受けて、実施方針の策定と事業者募集の手続きを行っていきます。認定に向けた取り組みを推進します。

  • ロケット射場について。

    串本町田原地区にロケット射場の誘致が決定しました。和歌山県が宇宙へのゲートウェイになる夢の溢れるプロジェクトが動き出すことになりました。

  • 観光について。

    「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されて15周年を迎えています。特別企画を実施すると共に、串本町潮岬に「南紀熊野ジオパークセンター」が開館するので、県内の観光周遊ルートになることを目指した取り組みを行います。

  • 補正予算について。

    補正予算案は約263億5,100万円となっています。これは幹線道路の整備、橋梁の耐震補強、河川の整備に取り組むものなどの補正予算です。

県議会開会

これらの県政の課題に対して今回、一般質問を行う予定です。本日、一般質問をする旨を議長宛に提出していますが、登壇日時は後日決まることになります。今回も県政の課題解決に向けての議論を知事、当局と交わすことにしています。

和歌山県生活衛生同業組合総会

白浜町で開催された和歌山県生活衛生同業組合総会に出席しました。理事長を始めとする各支部の役員の方々が出席し新理事長の選出、キャッシュレス社会に向けた県の取り組み、統合型リゾートの説明などがあり議案の承認と県の課題と対策の研修機会になりました。

僕からの挨拶の趣旨は次の通りです。

皆さん、こんばんは。総会に当たりまずは前理事長、長い間、私達を導いていただき本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。これからも引き続いてのご指導をお願いいたします。また新理事長の就任、心からお祝い申し上げます。抱負を聞かせてもらいましたが、組合活性化の意欲に満ちた挨拶を聞かせてもらい、共に活動できることを嬉しく思いました。何卒、よろしくお願いいたします。

さて飲食業界の更なる発展のためには和歌山県活性化を図ることが命題です。和歌山県活性化に関しては次のような計画があります。和歌山市においては4つの大学を順次開学していきます。既に2つの大学が開学していますが来年、再来年と2つの大学を開学させる予定なので、生徒、教師などが中心地で学び、生活することになります。

和歌山市の和歌山マリーナシティでは統合型リゾートの誘致を目指しています。これは海南市にも好影響を与えるものであり、この地域に大きな経済効果を齎すものだと考えています。

そして白浜町には南紀白浜空港の民営化と国際線化の計画があり、国内線の増便を含めて首都圏からの観光客誘致とビジネス機会の増加を目指しています。既に白浜町はワーケーションのオフィスがありますが、更に充実させて活性化を目指しています。

串本町には2年後の民間ロケット射場オープンを目指した計画がありますし、南紀熊野ジオパークセンターもオープンを控えていますから、新たな観光ルートをつくれますし、雇用も生まれることになれます。

このように県内各地に活性化のための取り組みがあり、これを確実に実現させていくことで地域活性化と飲食業界の発展につながるものと確信しています。これらの計画を実現させることで皆さんと共に活動できることを期待しています。本日はご盛会、誠におめでとうございます。

以上の挨拶を行い、会員の皆さんとの交流を行いました。交流させてもらった皆さんに深く感謝しています。