活動報告・レポート
2019年6月8日(土)
国民文化祭
国民文化祭

令和3年に和歌山県で開催予定の国民文化祭に関する意見をいただきました。和歌山県の長い歴史からくる文化度は高いと思います。地元和歌山県での国民文化祭開催を心から楽しみにしていますという話から入りました。

しかし気になることがあります。和歌山県で開催する国民文化祭の開催期間についてです。現時点で和歌山県での開催期間は令和3年10月30日から11月21日までの23日間の予定です。

本年度開催の新潟県は9月15日から11月30日までの77日間。令和2年開催の宮崎県は10月17日から12月6日までの51日間となっています。

和歌山県の開催期間は短いように思います。更に過去5年間の開催期間を調べてみたところ次のようになっていました。

平成30年、大分県。51日間。

平成29年、奈良県。91日間。

平成28年、愛知県。36日間。

平成27年度、鹿児島県。16日間。

平成26年度、秋田県。31日間。

鹿児島県の開催期間は短いのですが、その他の県の開催期間は和歌山県よりも長くなっています。和歌山県の文化活動が不熱心であれば、この開催期間は仕方ないと思いますが、和歌山県は文化団体が多くあり活動も熱心だと思います。果たして23日間で県内の文化活動をしている皆さんが十分成果を発揮できる内容に仕上げることができるのでしょうか。

出演を希望する文化団体が参加できるのに十分な期間になっているのか、開催日時や場所の調整などは希望通りにうまく行くのかなど疑問に思います。

もっと開催期間を多く確保して、より多く文化団体が参加できる、演出面などから希望に近い場所で出演できる日程を確保できるのかと思います。

現在、文化活動をしている人や団体にとって、和歌山県で開催される国民文化祭は最後の機会になるかも知れませんから、納得のいくものに仕上げて欲しいと思います。

そのために文化活動をしている人や団体の参加意向や意見を聞いて開催期間を調整すべきだと思います。

それ以前は別として、確かに近年の開催県の開催期間と比較すると短いので、参加を希望する文化人や団体が希望する通りに出演できるのかと思います。参加の意向も希望する地域などを聞いて、極力、皆さんの意思に沿った形で出演できるように調整すべきだと思います。

もし文化活動をしている人や団体が「和歌山県の文化を全国に発信するにはこの開催期間で十分」と言うのであれば問題はありませんが、意思表示がされていないのであれば確認が必要です。全国から文化活動をしている人が和歌山県を訪れる機会ですから、和歌山県の文化度の高さを感じてもらう必要があります。

新潟県の場合は「北前船によって海路から上方文化、陸路から江戸文化が新潟の地で交差・融合し、『文化の丁字路(ていじろ)』が形成されました」となりますし、宮崎県の場合は「神代の昔から豊かな山と海を、そこから育まれるいのちをいただいてまいりました。また、そのことに対する感謝の心が様々な文化として芽吹き、これまで脈々と継承されてきております」となるのです。

これらの開催県と同様に、和歌山県の歴史に包まれた文化度を示すのに相応しいテーマが必要だと思います。

国民文化祭に関しても県議会で取り上げたいと考えています。皆さんからの意見をお待ちしています。

ライブ
ライブ

友人が出演したライブを聴きに行きました。ライブのテーマは「This is」で会場は満員、盛り上がったステージになりました。和歌山市では毎日のようにライブが行われているので音楽好きな人が多い地域だと思います。音楽で地域を盛り上げたいと思って活動している人が多いので、できる限り支援したいと思います。