小浜市で宿泊したホテルのロビーに、アメリカのオバマ前大統領のパネルと「令和」の文字が書かれた額が設置されていました。小浜市はオバマ前大統領と語呂合わせからご縁があり、市の知名度向上のために設置しているようです。
また「令和」の額は写真撮影用に設置しています。お客さんに楽しんでもらうために、工夫していることに感心しました。
これは少しの違いかも知れませんが、大きな違いだと思います。お客さんのことを考えて企画、やってみる姿勢が大切だと思います。やらなくても問題はありませんが、やってみるとプラスになります。1と1.1に大きな差は感じませんが、2日、3日と続けていくと大きな差になっていきます。
宿泊したお客さんの帰り道での話題になること、土産話になることは口コミになります。この差に気づき工夫を凝らすことが、お客さんに来てもらえることにつながりそうに思います。
昨日に引き続き隊友会の二日目研修に参加しています。二日目は、舞鶴市にある舞鶴海上自衛隊の視察を行いました。
舞鶴海上自衛隊は日本海防衛の最前線だそうで、本日はイージス艦も停泊していました。わが国はイージス艦を6隻擁していて海上防衛の役割を果たしています。イージス艦の乗組員は300人、停泊中でも常に30人は乗り込んで対応する姿勢を取っています。
ここで昼食に海軍カレーを食しました。実際に自衛艦「しらね」で使われていた机、椅子が「しらね食堂」に置かれていて、プレートも実際使用しているものを使用して食べました。
ところで自衛艦では金曜日のメニューがカレーだと聞きました。その理由は、船上で生活をしていると曜日感覚がなくなってくるからだそうです。土、日曜日は休みではないので、何曜日か分からなくなることから、食事にカレーが出てくると金曜日だと分かるようになっています。これは海軍の頃からのしきたりで、今も引き継がれています。そんな話を聞かせてもらいながら海軍カレーをいただきました。
このプレートのカレーは少ないように見えますが、量が多いからこれだけで満腹になります。舞鶴市出身の自衛官に案内していただきイージス艦の説明を受け、海軍カレーを食する経験をしました。非日常の世界を経験することは勉強になります。
そしてわが国がイージス艦を所有できているのは日米同盟があるからだそうで、アメリカから信頼されているから保持することができていると聞きました。
わが国の安全は、私達が思っている以上に高いステージで守られている。昼夜を問わず守っている人がいる。それは自衛官の役割かも知れませんが、仕事と言うよりも人と国を守る使命感がそうさせている、そんなことを考えました。
二日間の隊友会研修会に参加させてもらって、皆さんから学びをたくさん得ることができました。集団活動においては次のようなことが遵守事項です。
- ルールを守ること。
- 人に迷惑をかけないこと。
- 研修中は真剣に取り組むこと。
- ゴミは持ち帰るようにしてその場所に残さないこと。
- リーダーが組織を率いていることを理解すること。
研修会に参加した隊友会の皆さんは、当たり前に思えることを自然に実践しています。
その結果、行程が遅れることなくスムーズに進行し、気持ちの良い研修会になりました。
参加した人が「また参加したい」と思ってもらえることが良い研修会だと思います。皆さんに感謝しています。