活動報告・レポート
2019年5月18日(土)
葵会総会

第58回葵会総会に招待していただきました。先輩方が多数出席している総会で挨拶をさせていただきました。

こんにちは。今回の統一地方選挙では大変お世話になりましたこと、皆さんにお礼申し上げます。皆さんからのご支援により四期目の県議会に送り出してもらったので、既に前向きに考え県政の動きを更に有効なものにするため活動を開始しています。折角の機会ですので、県政の主な動きを紹介して挨拶にさせていただきます。

まず串本町に民間ロケット射場の誘致が決定しました。計画は意外と早くて2021年には最初のロケットの打ち上げを行い、2025年頃から毎年約20機のロケットを打ち上げる計画になっています。ロケット射場の建設は地域活性化と共に和歌山県の活性化につながるものであり、加えて宇宙科学ですから地域にとって基幹産業的な役割も担ってくれることが期待できます。観光振興、研究施設、教育施設の他、既存の農林水産業などの産業振興にもつながると思います。地域資源を生かすことを考えることが私達の知恵となりますから、宇宙と組み合わせることも考えたいところです。

そこで串本町と白浜町を結ぶことは、更に観光振興や産業振興につなげられると思います。南紀白浜空港は今年4月から民営化を図っていて、これも2021年ですが7月に国際線化することになります。これから国際線ターミナル建設に着手しますから、白浜に直接観光客が入り、県内観光ルートを巡るしかけをしますが、その中にロケット射場見学ツアーも組み入れることで、これらの地域一帯が観光地になります。

ロケット射場と南紀白浜空港の国際線化は広域的に影響を与えるもので、この地域にとっての基幹産業になると思います。また、これらの計画は和歌山県政全体で生かす方法を考えるべきものですから、皆さんから聞かせていただく意見を基にして振興策につなげたいと考えています。

この他にも和歌山市内では統合型リゾート立地に名乗りを上げていますが、これも地域振興につながる計画だと考えています。時期は大阪で開催する万博よりも1年早い2024年ですから、大阪と共に和歌山市が統合型リゾートを誘致して大阪湾岸エリアの振興に努めたいと考えています。

最後にもう一点、AIを紹介させていただきます。AIは私の生活にあまり関係ないと思っていました。しかし昨日、世界有数のAI資源と技術を有する企業の皆さんの話を聞いて、密接に関わってくるものだと感じました。個人的解釈ですがAIとは「今日、できないことが明日にはできる」という技術だと感じています。今日の段階では小学校一年生レベルの知識だったものが、明日になればノーベル賞レベルの考えができる状態になっている進歩するべきものだと考えています。

もちろん、AIに学習させること、データを覚えさせることが必要ですが、それができると「できないことはない」力を発揮してくれるものです。議論をしていて「できない」と決めていたものが「できる」ことに変わる技術がAIなのです。

ですから私達の仕事も変わる必要があります。何故なら、私達はあまり感じていませんが、全国ではAIを導入し活用している企業があるという事実があるからです。使っている企業があるということは、これを使わなければ市場競争で敗退するということになります。

と言うよりも、AIを活用してシステム開発や市場調査をしなければ、売れる方法を考えなければ売ることができなくなるという感じがします。

これからは私達の仕事や県政にもAIをうまく使う考え方を取り入れることで、時代に乗っかった和歌山県を創りたいと考えています。それが私達の生活を豊かにさせるものだからです。

引き続きまして、皆さんからのご支援をお願いして、58回目を迎える葵会総会のお祝いの言葉とさせていただきます。本当にありがとうございます。