令和元年5月臨時議会が招集されたので出席しました。初登庁を終えていますが、四期目の議会は初めてなので、気持ちも新たに県議会に登庁しました。本日の議会では新しい議席が決まりました。僕の新しい議席番号は39番となりました。39番はサンキュと呼べるので覚えやすい番号です。議場では一番左側の列で前から数えると3列目の議席となりますので、テレビ中継があった場合は注目していただけると嬉しいです。
議場で知事からは「議会とは車の両輪であり、共に県政の課題解決に向けて取り組みたい。また和歌山県は道路整備などが進展していることから、他府県と同等の競争ができる環境になってきたので、これから発展するための条件が整ってきている。議会と政策課題の共通認識を行い共に頑張りたい」というような話がありました。県政の課題解決と発展は行政と議会で築き上げていくことの認識を新たにして行動したいと考えています。
そして議会散会後は会派会合を行い、県議会での所属委員会などをどうするのか話し合いました。今回所属を決めるのは、常任委員会と特別委員会、議会運営委員会などとなります。
前議会では、順に建設委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会に所属し、議会運営委員会委員も務めさせてもらいました。今回の所属はどうなるか分かりませんが、県政の課題解決に向けて継続性を持たせたいと考えています。
今回の統一地方選挙で当選された新人議員もいるので、四期目ともなればもう中堅議員の立場になりました。一昨日の同期会でも話し合ったことですが、初当選した時は11人がいましたが、四期目を迎えられた議員は6人になっています。変わっていないように思っていたのですが三期12年間で半数になっています。
この中には市長に転戦した人、引退した人、志半ばで死去された人などがいますから、現在も県議会議員の立場を与えられていることを自覚して、四期目の活動に邁進したいと考えています。
引退した同期の議員から「現役でいられる間に思い切り活動して下さい。県議会議員をさせてもらっている時に思い切りやりたいことをやらなければ意味がありません。引退してつくづくそのことを感じています。三期目までで、思っていることをやり切ったと思い引退したのですが、やはりやり残している課題があります。あとは皆さんに託するので、やり切って欲しいと思います」という趣旨の言葉がありました。
本当にその通りで、現役でいられる時にやらなければやるときはありません。引退してから「あれもやれば良かった」と思っても時期を逸しているので、その思いは叶わなくなります。現役でいる時こそやれる時だと自覚して、四期目の活動に全力を尽くしたいと考えています。
やはり本会議場に入ると背筋が伸び、気持ちが引き締まることが分かります。この凛とした空気を味わうことで気合も高まります。皆さんの意見や思いを議場に持ち込むことで、見えないけれど心を共有できるので、しっかりと課題解決に向けた提言を行いたいと考えています。
皆さんから39番の議席を与えてもらったことに深く感謝しています。明日も臨時議会が行われ、県議会の形が整えられていくことになります。