長くお世話になったUさんが逝去されました。家族だけの葬儀でしたが、連絡をいただき参列させていただいたことに深く感謝しています。Uさんと出会ってから「どれだけの年月が過ぎているのでしょうか」と言うぐらい長いお付き合いをさせていただきました。昨年夏にお会いして以降、今回の訃報に接し驚きと共に悲しみでいっぱいになりました。
顧問を務めさせてもらっている団体の事務局を担当してくれていたこともあり、本当に可愛がってもらっていました。総会や会合、研修旅行や懇親会など、事あるごとに声をかけていただくなど随分お世話になりました。
「片桐さん、来て下さいね。片桐さんが来てくれることをみんな心待ちにしています」や「片桐さんが来てくれるので、今回の参加者は多くなりました」など笑顔で話してくれていました。またこの団体以外の研修会の案内もいただき「片桐さん、是非、来て下さいね」などお誘いをいただいていました。
何度も話してくれて今も覚えていることがあります。「片桐さんがいるから私達は楽しく思っています。和歌山市に片桐さんがいてくれるので、どれだけ私達を元気にしてくれているのか。どれだけ楽しく過ごさせてもらっているのか。私達はみんな片桐さんのファンですから」という言葉です。
照れながら聞いていると、「片桐さんのそんなところが良いと思います」といつも立ててくれていました。数年前に体調を崩したこともあり事務局を引いたのですが、いつも気にかけてくれていました。少し闘病生活が長くなりましたが、昨年夏の会合に来てくれて「片桐さんと会えて良かったです」と話してくれたことを覚えています。その時もいつもの笑顔でしたが、少し痩せて笑顔に力がなかったことを覚えています。
「早く回復して下さいね」と声をかけたことが、僕にとって最後となりました。心からお悔やみ申し上げます。
しかし闘病生活に入る前のここ数年は、ハワイ、韓国、香港など、親しい皆さんと外国旅行をしていました。最後の時を迎える前、Uさんは一緒に外国旅行を企画して一緒に旅行した方に「旅行ができて本当に良かったと思っています。人生の最後、動ける間に何度も外国に連れていってもらえたことを楽しく思っています。本当に楽しかったから後悔はないです」とベッドの上で話していたことを聞きました。
その翌日、帰らぬ人となりました。葬儀の場には笑顔の写真と思い出の品が並べられていました。旅行や研修会など、どの写真も笑顔だったので、嬉しいけれどお別れが寂しくなりました。写真について話を聞いたところ「自分の葬儀にはこれらの写真を飾って欲しい」と言付けがあり、葬儀でして欲しいことを書いた箱に、これらの写真が入れられていたそうです。きっと心から楽しい思い出になっている日の写真を選んだのだと思います。
悲しいお別れになりましたが、これまでしてくれたことに心から感謝の気持ちを伝えました。本当にありがとうございます。
令和元年の和歌山市料理飲食業組合総会に出席しました。役員の皆さんと一緒の時間を過ごさせていただきました。皆さんにご恩返しをするために取り組んでいることを報告させてもらいました。多くの観光客に来ていただき、飲食店が賑わうような環境を創りたいと考えています。そのしくみを創っているところなので、数年以内に成果をあげたいと考えています。
皆さんからは激励の言葉をたくさんいただきました。僕のことを自分のことのように思ってくれていることに深く感謝しています。総会の成功と、皆さんからの温かい励ましに心から感謝しています。
県議会四期目を迎えた同期の会に参加しました。初当選した時は11人いたのですが、四期目を迎えることができたのは6人となりました。何も変わっていないようで変わっているのです。年月の経過は人を変え、時代を変えていきます。大きな流れの中では変化は感じられませんが、立ち止まり時間の流れが止まる瞬間を感じる時に、変化に気づきます。だから日々の行いが大切なのです。時間は今という進化の連続ですから、今を大事にして、この時を幸せに感じることが大事なことだと思います。
今を生きないで、自分の行動を時の流れに委ねているだけではいけません。この時を生きているのだから行動することを意識しておきたいと思います。元気でやれる時間は限られているので、現役の時にやれること、やるべきことをやり遂げたいと思います。
同期の会に参加して感じることがありました。