活動報告・レポート
2019年4月1日(月)
ミニ集会
朝礼
朝礼で挨拶

午前8時30分から朝礼で挨拶をさせてもらいました。新年度の初日の朝礼の時間をいただいたことに感謝しています。

民主主義で自分達の代表者を選び自分達の意思を表す機会が選挙です。自分たちの思いを話して理解してくれる人、自分達の思いを託せる人を議会に送り出すことで自分達の思いを実現させることができます。生活においても仕事においても私たちを取り巻く環境はとても大事で、自分の自己実現ができる地方自治体の環境を整えていくことが必要です。行政においては行政と共に県議会議員が政策を検討し、それを実現させる役割を担っています。和歌山県において自分たちの思いを実現させるためにも投票を棄権しないで、県政を担う最適な人を選んで欲しいと思います。

そんな政治参画への思いを話させてもらいました。大切な朝礼の時間を与えてもらったことに感謝しています。

街頭演説

いつもお世話になっているTさんが街頭演説の機会を作ってくれました。朝礼を終えた後、当該地域に赴いて三か所で街頭演説を行いました。それぞれの街頭演説場所に皆さんが集まってくれた中で演説をする機会となりました。僕からはそれぞれの地域の皆さんが思っている問題点を解決するために行動していることを説明しました。

街頭演説 街頭演説

生活道路の狭隘の問題について。交通渋滞を解消するために必要な道路の整備について。

地震などの大災害が発生した時の避難行動や安心できる取り組みについて。高齢社会に必要となる既存の公共交通機関に接続する二次公共交通の必要性について。地域によっては買い物が不便な地域があり、それらの地域にスーパーが必要であることの問題などを改善しようとしていることを説明しました。

政策を実現させるためには多くの時間を要することが多々あります。道路や公共交通網の整備などは簡単に実現することは難しいので、問題点を指摘して改善策を検討し予算化を図る必要があるからです。

街頭演説

そんな議員の役割について問題点の把握、改善策の検討、実現に向けた予算の算定、そして実施に至るまでの仕事の循環について、街頭演説で説明しました。

皆さんの表情と言葉から、納得してくれたと感じています。納得が行動につながると確信しています。

ミニ集会

今夜もミニ集会を開催しました。集まってくれた皆さんに心から感謝しています。

今回は経営者の方が多かったことから、投票に行く意味を考えるきっかけになるような話をしました。

個人が県庁や市役所に提言しても担当者は、その提言を簡単に受け入れてくれる訳ではありません。それは個人としての提言だからです。行政は全体調和を図ることや限られた予算であることから、個人の意見を全て聞き入れることはできないのです。だから一人の個人として県庁に提言しても、分かりやすくするために飛躍した表現をしますが、県庁として一人の県民の意見を聞いて納得し改善しようと思うことは少ないのです。一人の意見は大切ですが、一人の意見は大多数の意見ではないので、簡単に実現に向かうことはないのです。

ところが県議会議員が提言すると、個人で提言するのとニュアンスが違ったものになります。議員は有権者の信託を受けている人ですから、個人ではなく公人だと言えます。議員は力がある訳ではなく、偉い訳でもないのです。議員にあるのは有権者からの支持であり、それは数の力なのです。

もし一万票の得票を得た議員が県庁職員に提言したとします。一人の議員ですがその背景には一万人がいることになります。一人の議員の提言は一万人の提言となり、そこに力が宿っているのです。一人の意見を大事にしながら、一万人の意見を尊重することが民主主義です。ですから議員の提言は、一万人の提言となるので発言力を持っているのです。

ミニ集会

だから皆さんからより多くの得票を得ることが大事なのです。A議員が一万票を獲得し、B議員が六千票を得票したとします。A議員の発言は一万人の発言と同等と見做すことができ、B議員の発言は六千人の発言と見做すことができます。もしA議員とB議員に意見の相違があった場合、どちらに重きを置くかと言うとA議員となります。A議員の発言力が民意を代表していると考えることができます。

そのため投票を棄権しないで選挙に行って欲しいのです。支持している候補者を議会に送り出すなら、より多くの得票、民意を得て送り出して欲しいのです。それが議員の力になるので、自分の支持した議員の発言力を強めることができるのです。多くの得票を得た議員はより役割を果たしやすくなりますから、良い仕事ができるのです。

皆さんが応援している議員に力を与えて欲しいと思います。そのためには選挙に行くこと、棄権しないで欲しいことを伝えます。折角の権利ですから、棄権して権利を行使しなければ、権利を行使した人が投票した議員が発言することになりその議員を支持した人達の思いが実現する地域になります。

是非、投票に行っていただき、自分たちの思いが実現可能な議会、地域を作って欲しいのです。今日はそのことをお願いします。

最後に伝えておきます。期待とはどこから出てくるものなのでしょうか。期待とは、この人は将来何かやってくれると思うことが期待なのです。ですから皆さんは、今何もやっていない人に期待しますか。しないと思います。期待するためにはこれまでの実績が必要となります。何かをやり続けてきた、やり遂げた実績があるからその人に期待できるのです。是非、候補者のこれまでの実績を見て下さい。議会活動や発言や行動の実績がある人は期待できます。調べるためにはホームページで活動実績を探してみると良いのです。日々の活動をきっちりと継続して記している人としていない人を比較すれば、誰が期待できるか分かります。是非、期待できる議員に投票してくれることを期待しています。

今日説明しませんでしたが、政策は社会背景や地域の事情によって、都度変わっていくものです。変えていくのは有権者からの支持を得た議員ですから、同じ価値観を有する議員を選んで欲しいことを期待して報告といたします。ありがとうございます。