今朝は午前9時30分から議会報告会を開催してもらいました。Y社長が会社に招いてくれて従業員の皆さんと近隣の方々を集めてくれての開催となりました。朝から大勢の方に集まっていただき議会報告会を開催できたことは幸せなことですし、開催してくれた社長、準備をしてくれた皆さん、そして参加してくれた皆さんに深く感謝しています。
そして会場内にはたくさんの僕のポスターを掲示してくれていたので、とても話しやすい環境の下で説明をすることができました。
議会報告会の要点は次の通りです。
和歌山県内に民間ロケット射場の誘致が図れる目途が立ったこと。本州で民間ロケット射場の誘致は初めてのことなので期待して欲しいと思います。ロケットの発射の瞬間を実際に見たことのある人は少ないと思いますが、和歌山県でその瞬間を見学することができることは幸せだと思います。
和歌山県は宇宙教育の分野でJAXAと県教育委員会が「スペース・ティーチャーズ」の協定を結んでいる唯一の県であり、宇宙教育を実践している県でもあります。最も宇宙が近い県が和歌山県だと思うので、今回の誘致に結び付く土壌があったと思っています。
平成22年当時、和歌山大学とJAXAとの間で「スペース・ティーチャーズ」と宇宙教育の話を交わしている中で「串本町大島に誘致出来たら素晴らしいことだよね。実現できないものか」と言っていたことを思い出しました。大島でのロケット射場の実現はできませんでしたが、同じ串本町で実現の可能性が出てきたことは県政の大きな成功事例であり、県の将来に期待の持てる政策です。
また南紀白浜空港の国際線化を進めていることも県政の大きな取り組みです。インバウンドのお客さんを和歌山県内で迎えて、和歌山県内から帰ってもらう。この循環ができることで、白浜と熊野古道、高野山と和歌山市などの観光ルートが出来上がります。京阪神に負けない観光周遊のモデルルートを作ることができるので、県内経済効果が期待できます。県内経済が好循環することで県内企業の行政にも影響しますから、これからの県政の動向に注目してくれることを伝えました。
県議会議員の大きな使命は、皆さんの意見を聞いて政策につなげ実現に向けることにあります。今日のような議会報告をさせてもらい、皆さんの意見を聴かせてもらう。そこから政策が生まれるのです。議員の提言に力があるのは、有権者の皆さんがついてくれているからです。7千人の支持者がいれば7千人の声を背負っていることですから、県当局はその発言に力を感じるのです。もし議員の後ろにあるのが10人の支援だけだったら、県当局は議員の発言に力を感じないと思います。実現できなくても、議員の提言は県民10人の代表に過ぎないのですから。尤も、10人の支援者だけであれば県議会議員に当選しないで、そんな現実はあり得ませんが、多くの有権者に支持されていることが議員の力になるのです。皆さんの力をお借りして、引き続き県政の一端を担わせてもらいたいと思います。
仕事の時間にも関わらず、これだけたくさんの皆さんに集まっていただき議会報告ができたことを嬉しく思います。皆さんと共に県政を進めていきたいと考えています。ありがとうございます。
以上のような議会報告会となりました。
紹介してもらった喫茶店を訪ねました。店内に入って店主に挨拶を済ませて席に着こうとしたところ、お客さんが僕の方を見ているのです。僕は「こんにちは」と挨拶をしたところ「片桐さんですか」と尋ねられたので「そうです」と答えました。
そのお客さんは「やっぱり片桐さんですね。良かった」と話してくれました。「片桐さんとお会いするのは初めてですが、私は応援しています。それは友人のSさんと、お世話になっているTさんに『片桐さんを頼みます』と依頼を受けて後援会に入会しているからです。二人からは『片桐さんはとても良い人なので応援してあげて下さい』と聞いていたことと写真をもらっていたので、そうだと思いました」と話してくれたのです。
僕も当然、SさんとTさんのことは知っているので「二人から紹介を受けてくれたのですか、嬉しいことです」と伝えました。
こんな巡りあわせのあるご縁は不思議ですし、こんなことは滅多にないことなので大切なご縁だと感じています。
いくつものご縁が重なって今日の出会いになったことを嬉しく思います。関係する皆さんに感謝しています。