活動報告・レポート
2019年3月25日(月)
講演会
朝礼

今朝は二か所の朝礼にお招きをいただきました。午前8時20分からと午前9時からの朝礼に参加して、時間が限られているので簡潔に議会報告を行いました。

説明の一つが平成30年9月4日の台風第21号被害への対応と復旧に関して。もうひとつがスケートボードパーク設置について話しました。昨年到来した大規模台風と同規模の台風がこの地域を襲ってきた時、同じ被害を受けるような事態は避けることを目指して復旧を目指しています。一度経験した自然災害は教訓になるものですから、経験を元にして対策を講じるのが危機管理の考え方であり政治の役割です。特に日常の安全確保と安心して仕事ができる環境を整えることが政治の役割だと考えているので、この地域で将来に亘って安心して操業できること、仕事ができることを目指した復旧に努めていることを説明ました。

そしてスケートボードは2020東京オリンピックの正式種目に採用されています。和歌山市内に練習場がないことから、設置することを目指した取り組みを続けてきました。議会の中では、平成30年2月県議会本会議一般質問で提言し知事と質疑を交わしました。その後、所管課との調整を経て、平成31年度予算が確定したので、スケートボードパークが開設できる運びになっています。皆さんから提言をいただいて実現できたスポーツ振興の取り組みなので、皆さんの理解と利用してくれることを説明しました。

就業前の朝礼の時間をお借りして、県議会報告に入らせてもらったことに感謝しています。朝礼を受け入れてくれた代表者の皆さんと話を聞いてくれた皆さんに感謝しています。

訪問活動
  • 引き続いて訪問活動を行いました。紹介をしていただき若い経営者の会社を訪ねたところ、「これまでは政治にご縁がありませんでした。県の動きを聞いたので政治参画の機会となりました」と話してくれました。そして直ぐに執務室内にポスターを貼ってくれました。代表者の方と今後の連携を話し合うことができたことに感謝しています。
  • 続いて訪問したK社は「この事業所では片桐さんのことは知っていますよ」と挨拶の中で話してくれました。ポスター掲示の依頼をしたところ、職員さんが直ぐに玄関に貼ってくれました。
  • フィットネスクラブ「アクティブ」中村先生と
  • フィットネスクラブ「アクティブ」を経営している中村先生を訪ねました。ジム内には僕のポスターを掲示してくれています。先生とは健康について議論を交わしている仲であり、現役時代は世界レベルのアスリートだった方ですから「その経験をこれからの人に、そして健康づくりのために伝えて下さい」と話をしたこともあり、このクラブを開設してくれたと思います。
講演会

JAXAの上野精一氏に和歌山市に来ていただき、宇宙に関する講演をしていただきました。JAXAの取り組みと民間ビジネスとして宇宙がクローズアップされている現実を知ることができました。宇宙ビジネスはアメリカが進んでいますが日本でも進んでいることが分かり、改めて和歌山県が民間ロケット射場誘致をしていることは先駆的な取り組みだと感じました。和歌山県でロケット射場の立地を実現することを期待しています。

さて地球から約100km上空になると空気がなく宇宙空間になっています。地表からわずか100kmの距離が宇宙なのです。そして衛星などが存在している地球からの距離は約400kmで、これは概ね東京から大阪までの距離なので、地球と宇宙は思っているよりも近いことが分かりました。

JAXA野精一氏 講演会

また衛星は地球を90分で一周するスピードだそうです。これよりも速くなると地球から外に飛んで行ってしまい、これよりも遅くなると墜落するそうですから、凄い技術だと思います。 「何事も積み重ねによって学ぶことができる」と説明してくれました。

そして「見つけた問題については表面だけを見るのではなくて深層部分まで掘り下げて原因究明をしていくことが大切です。目の前で起きていることをつぶすだけではなくて、裏に隠れているものを究明していくことが技術を進歩させることになる」ことを伝えてくれました。日本はこの深層部分まで究明していく技術力と粘り強さが他の国よりも優れているので、世代を超えて伝えたいことだと教えを受け取りました。

上野先生に講演のために和歌山市にお越しいただき、素晴らしい話を聞かせてもらったことに感謝しています。