Yさんが一緒に挨拶をするために歩いてくれました。今朝から議会報告書を案内し、午後から後援会事務所の案内のため再び挨拶をして回りました。一日に二度の訪問となりましたが、訪問した先の皆さんが笑顔で迎えてくれたことに感謝しています。これはYさんが日頃から良いおつきあいをしていることに尽きると思います。その大切なお付き合いの仲間入りをさせてもらっていることに感謝しています。
この地域は平成30年9月の台風第21号の影響で長期停電した地域であり、あの時は停電作業車が到着した時に、近隣から大勢の人が道路に出て来てくれて作業を見守ってくれました。そして電柱の上のトランスの作業を終えスイッチを投入した時に作業長が「もう電気が点灯すると思います。確認して下さい」と伝えてくれました。皆さんが自宅に戻りブレーカーを投入して各家庭に灯りが点灯しました。その後、再び道路に出て来てくれて「ありがとう、ありがとう」とお礼の言葉を連呼していたことを思い出します。中には涙ぐんで感謝の気持ちを伝えたくれた人もいるなど、感動を共有した皆さんの地域だったこともあり、その時の思い出話を交わしながら、災害に強い地域とより仲の良い地域づくりに努めることを確認しあいました。
皆さんが連携していることから横のつながりが強い地域になっていますが、高齢化を控え安全対策の強化の必要性を感じました。
主な要望は次のようなものがありました。
- 運転者の高齢化により安全確認が必要となっています。住宅内の交差点にカーブミラーを設置して欲しい箇所があります。安全確認を十分に行い、事故を防ぎたいという思いからの要望です。
- 防災スピーカーが全く聞こえない、届かない地域になっているので、台風到来や地震発生に気づくのが遅くなっています。防災スピーカーを聞こえるように住宅内にも設置して欲しいと思います。恐らく、この地域は小中学校区から離れていることから、防災スピーカーが近くに設置されていないと思います。高齢化が進展していることから災害への備えは従来よりも必要性が増しています。設置できないものか依頼しようと考えています。
また訪問した際に話をいただきました。
- Nさん。「お母さんは亡くなったその日の夕方に来てくれていました。今でも信じられない思いです。仲良くしてくれていたのに今でも残念です」と話してくれました。玄関には僕のポスターも掲示してくれていて、母が残してくれた大切なつながりという財産を形にしてくれました。
- Tさん。「前回はお母さんが回って来てくれましたからね。今でも信じられないし寂しいです。でもお母さんは強力に守ってくれていますし、強い力で後押ししてくれていますから。見えない力を信じて頑張って下さい。片桐さんはお母さんの力を受け継いでいますから頑張りましょう」と話してくれました。嬉しい話を聞かせてもらいました。
- Nさん。「お母さんは控え目で表に出ることはなく、でも存在感がありました。日赤奉仕団のみんなに好かれていましたよ。片桐さんはお母さんの子どもですから今のままで伸びて下さい。応援しています」と話してくれました。
万葉薪能の会総会に出席しました。昨年度の活動結果報告と新年度の活動計画などの提案があり全ての議案が承認されました。この会は設立して20周年を迎えていることから、和歌山県の文化振興のための活動を継続していくことを基本にしています。
文化を継承していくことは容易ではありませんが、役員の皆さんの思いと熱意があるから大丈夫だと感じました。
平成31年度の活動も楽しみにしています。