活動報告・レポート
2019年2月22日(金)
スケートボード練習場
スケートボード練習場

平成31年度予算案において、スケートボード練習場の設備が提案されています。平成30年2月県議会一般質問で、和歌山県内にスケートボード練習場の設置について質疑を行ったこともあり、とても嬉しい計画と予算案になっています。予算案は約5,000万円なので、よい施設として整備できると考えています。

予定している場所は和歌山市雑賀崎の県有地で、この場所には野球場とテニスコートもあり、ここにスケートボード設備が完成すると、スポーツ公園のような仕上がりになるので環境は良いと思います。

この練習場は、初級者から上級者までが利用できるような計画で、スケートボードの普及と競技人口の増加につながると思います。和歌山県内にはこの競技で2020東京オリンピックを目指している有力選手がいますから、この練習場からオリンピックに出場し活躍して欲しいと期待しています。和歌山県の競技選手が活躍すれば、一気に競技人口の拡大と普及につながりますから、練習場の整備が競技選手の応援に資することも期待しています。

参考として、平成30年2月県議会一般質問で僕が取り上げた「スケートボードについて」の知事答弁は次の通りです。

「ご指摘のように、スケートボードは、東京オリンピックの正式種目になったことにより、ますます関心が高まっており、今後、楽しむ人も増えると思われます。スポーツということのみならず、新しい若者文化の振興にもなるというふうに確信をいたします。

そのような中、スケートボードを練習できる場所の確保は、県民のスポーツの振興とか賑わいの創出という観点から、非常に有意義であると考えております。実はそういうのがないので、いろんなとこでなさる訳なんで、県立美術館の前のタイルが割れたとかですね、そういうようなことも起こっていて、心置きなくみんなが楽しんで、それでみんなが集まるというところがあるといいな、というふうに思っている訳であります。

しかしながら、議員ご提案の片男波公園のあるところはですね、それは違うのではないかというふうに私は思います。あれは、和歌の浦は、昨年ですね『絶景の宝庫 和歌の浦』として、日本遺産に認定されるなどですね、あそこのストーリーは万葉の時代から続く日本を代表する景勝地だと。そういう雰囲気を味わってくれと、まあこういうことなんですから、そこでちょっと別の文化のですね、スケートボードがガンガンなされるというのはですね、そういう雰囲気で集まってこられた人との間でミスマッチがあったり、対立が起こったりすると思います。

したがって、そんなところにこだわらなくても、整備するならば、もうちょっと違うところをですね、みんなで簡単に考えたらいいんじゃないか。そんな考えた上で、ただそこでやるだけじゃなくて、みんなが集まって文化の集積地ができるような、そんなふうにするといいというふうに思っております。

また、スケートボード練習場の整備を検討するに当たっては、場所のみならずですね、施設の管理主体は誰が担うのかとか、利用料を含めた施設を維持するための費用をどう確保するかとかですね、施設を運営していくためのスキームづくりが必要ではないかというふうに思います。作るのよりもですね、むしろこういうことを愛好者の方々と一緒になってですね、考えていくことが大事なんじゃないかな。とはいえ、県庁といたしましては、こういう新しい風にはですね、積極的に関与していきたいなとそんなふうに思っております」というものでした。

この知事答弁に対して僕からは要望をしています。

「今回一般質問するに際してスケボー愛好者の方からたくさんのメールをいただいています。例えば『スケボーなどのスポーツを通じて、青少年育成、地元住民とのコミュニケーション、まち興し、若者の誘因、観光事業などにつながる』という提言もいただきました。

言うまでもなくスケボーをしている人はスケボーだけをしている人ではなく、和歌山で仕事をしている、和歌山で学んでいる学生達です。仕事をしながらスケボーを楽しんでいる若い人達が、和歌山県がスケボーなどの若者文化に理解がないから、出ていくようなことになる、郷土愛をなくすなどになれば大変なことです。是非、スケボーの振興など若者文化、スポーツに理解のある和歌山県であって欲しいと思います。

今回の知事の答弁をお聞きして、スケボー練習場の整備に関してスケボー愛好者との協議の機会を持ってくれると理解しています。是非、競技の窓口を開いていただきスケボー練習環境を整えてくれることを強く要望しておきます」。

この質問では「2020東京オリンピック」までにスケートボード練習場の整備を図ることを目指していたので、そこから1年後に予算化され、実現する運びになったことを嬉しく思っています。

スケートボートに関心のある方々から、この件に関して嬉しい言葉をいただきました。嬉しい言葉に感謝しています。

議会報告会

Aさんが会長を務める団体が議会報告会を開催してくれました。議会報告会のお誘いと会場も提供してくれて開催したものです。皆さんから声援をいただき元気を受け取ることができました。

議会報告会は午後7時から9時まで開催しました。主な報告内容は次の通りです。

  • 和歌山県が目指している統合型リゾートについて。経済効果、雇用への影響、治安維持などを主体として説明しました。
  • 民間ロケット射場の誘致について。経済効果、観光振興などの観点から説明しました。
  • 白浜空港の国際線化について。観光振興の観点から説明しました。
  • 和歌山市内での大学誘致について。中心地活性化とまちなか再生などの観点で説明を行いました。
  • 和歌山南スマートインターチェンジの開通について。利便性向上と共に県道が開通することによる渋滞緩和などを中心に説明しました。
  • 四国新幹線と紀淡海峡ルート構想について。和歌山県と徳島県の間に四国新幹線と高速道路をつなげる構想と実現に向けた取り組みについて説明しました。
  • 水素ステーションの設置について。和歌山市内でのステーション建設と水素社会について説明しました。

今回は、以上のような報告を行いました。

皆さんからは「和歌山県に期待ができますね」、「知らなかった政策がたくさんあることを知りました。職場でみんなに話をします」、「片桐さんのことを知ったので、後援会事務所に行きます」、「絶対に応援しています」、「気取らない議員さんだから好感が持てます」などの言葉をかけてくれました。たくさんの言葉をいただけたことは有り難いことです。