活動報告・レポート
2019年2月17日(日)
後援会事務所開所式
後援会事務所開所式

本日午前10時から後援会事務所開所式を行いました。晴天と穏やかな気候に恵まれ無事事務所開所式を終えることができました。お越しいただいた皆さん、連絡をいただいた皆さん、励ましてくれている皆さんに心から感謝しています。この事務所は四月中旬まで開設する予定なので、皆様方には是非ともお立ち寄りいただけたら幸いです。

後援会事務所開所式

今日の開所式での挨拶の概要は次の通りです。

おはようございます。早朝よりこんなに多くの皆さんにお越いただいたこと深く感謝申し上げます。ありがとうございます。昨夜、雨が降ったので、「明日は大丈夫ですか」という問い合わせをいただきました。そんな心配は杞憂に終わり、こうして開所式を迎え、皆さんに報告できることを嬉しく思います。

この機会に県政に関する話題を三点、県政に関して思っていることを数点お話したいと思います。

後援会事務所開所式

まず県政に関する話題です。来月になります。3月10日に和歌山南スマートインターチェンジが開通することになりました。この県政の問題は随分前に県議会で取り上げ知事と議論を交わしています。この時、和歌山市東南部発展のために和歌山市の南部にインターチェンジが必要だと問い質したところ、知事は「和歌山市中心部の再生を図っているところであり、市街地を拡大することは中心地の再生に反することになる。また新しくインターチェンジを作るとアクセス道路が渋滞する」ことから知事はこの計画に肯定的ではありませんでした。これは私のホームページの議会の質疑に記載しているのでご確認いただけると分かることです。結果として来月、このインターチェンジが開通することになりましたが、県政を動かすことは簡単ではなく、時間を要するということです。しかし提言していかなければ政策は前進しませんから、しっかりと議会での質疑を交わしているところです。

後援会事務所開所式

二つ目は宇宙教育に関してのことです。和歌山県に民間ロケット射場の誘致を進めています。民間ロケット射場が誘致できるとわが国で初めてのことになります。2021年に初めての打ち上げを目指していることから早い機会に実現を目指しています。この計画の土壌にあるのは和歌山県が「宇宙教育」を推進していることが挙げられます。この宇宙教育については平成23年度から実施していますが、全国で宇宙教育に取り組んでいるのは和歌山県ただ一つです。

しかも和歌山県教育委員会はJAXAと正式に協定を結んでいるので、和歌山県の教師数名にJAXAスペースティーチャーズとして研修に参加してもらい、その成果を踏まえて学校教育で実施しているものです。宇宙教育は科学、芸術、そして英語などの科目で実施しているもので、子ども達に宇宙への夢と勉強に向かう意欲を高めているところです。

和歌山県だけが宇宙教育を実施していることも民間ロケット射場誘致につながる基礎になっていると思います。8年前に仕掛けた取り組みが成果を上げようとしているのです。

後援会事務所開所式

三点目は紀淡海峡ルートの取り組みです。ご縁をいただき和歌山徳島県人会の顧問を務めさせていただいています。このご縁で徳島県との関係ができ、徳島県知事が紀淡海峡ルートを活用して四国新幹線を開通させようと構想を持っていることから、和歌山県としても共に実現に向けた取り組みを実施しているところです。

過去において紀淡海峡大橋の計画は頓挫していますが、現在、高速道路と共に四国新幹線構想の実現を目指した取り組みが開始されています。この構想の便益を受けられるのは、子どもの世代になると思いますが、今の課題解決と共に将来、和歌山県で働ける環境、幸せになれる環境を整えることが県政の大きな使命です。これまでの三期で取り組んできた政策の基礎固めをするために、向こう四年間はとても重要な時期になります。皆さんのお力をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

後援会事務所開所式

そして議員として思うことです。皆さんのところを訪問していると、たくさんの話を聞かせてもらえます。その中の一つの話です。

この方は中学生の時に不登校になった経験があるそうです。その時の担任の先生は熱心な先生で、毎日、自宅を訪ねて励ましてくれたそうです。そのお陰で「こんなことをしていてはいけない」と思い、学校に行き始めることになりました。「現在の生活があるのはあの先生のお陰だと感謝しています」と話してくれています。しかしその時の経験から人とのつきあいが苦手になっているところもあります。その方は現在、30歳代になっているのですが、「こんな私に対してでも、きちんと話を聞いてくれるのは片桐さんだけです」と話してくれているのです。

後援会事務所開所式

小さな声かも知れませんが、小さな声を聴くこと、その声を県政の課題として取り上げることが議員として必要なことだと考えています。

和歌山県の将来の姿を描くこと、現在の小さな声を聴いて対応すること。これが議員として持ち合わせるべき必要な資質だと考えています。

最後に、多くの皆さんから期待、応援、励ましの声をいただいています。このプラスの言葉が活動を加速させてくれています。期待や励ましの言葉をいただくと、こちらからも期待や励ましの言葉をかけることになります。逆に批判や否定的な意見を聞かされると、同じ反応をしてしまうことになります。良い言葉は良い言葉を呼びますし、批判は批判の言葉を呼び込みます。

後援会事務所開所式

できるなら和歌山県は期待や応援、励ましなどの良い言葉が行き交う県にしたいと考えています。そうすると和歌山県の生活は、幸せで過ごしやすいものになりますから、良い言葉が飛び交う和歌山県を目指したいと思います。

県議会議員として三期の活動を行ってきましたが、いよいよ次の挑戦の時を迎えようとしています。今日からこの事務所で活動をスタートさせますので、皆さんからの力強い応援を心からお願いして、開所式に来ていただいたお礼と挨拶といたします。本日はありがとうございます。

以上が開所式における挨拶の主旨です。皆さんに感謝しています。

女性会
女性会で県政報告

事務所開所式を終えた後、某団体の女性会にお招きをいただいたので県政報告を行いました。和歌山県の将来の夢を語ってきました。和歌山県の将来の夢は現在から始まっています。現在、将来の夢を語り、実現するためにできる行動を起こすことが夢の実現へとつながります。現在、和歌山県が取り組んでいる政策の一部を交えながら将来の夢の実現に向けた話をしました。

和歌山県の明るい将来を感じてもらえたら幸いです。