活動報告・レポート
2019年1月26日(土)
訪問活動
訪問活動

今日はこの冬で一番寒い一日だったと思います。この寒さの中、今朝から訪問活動に同行してくれた皆さんに感謝しています。

知り合いのお店を訪ねたところ店主が応対してくれました。その中で次のような話をしてくれました。「私の知人の中に児童養護施設で育った人がいるので支援したいと思っています。和歌山市内でもあると聞いているので、案内してくれたら嬉しいです」というものです。その後、支援を必要としている子ども達の状況を話し、支援は有り難いことを伝えました。それぞれの仕事や立場からできることをすることが支援だと思います。一緒に支援活動ができることを楽しみにしています。

帰り際、「たくさんあるお店の中から、私のお店を選んでいただいてありがとうございます」と挨拶をしてくれました。こんな挨拶をしてくれた人は初めてなので、とても新鮮な気分になりました。おもてなしの気持ちが伝わってくる言葉だと感じました。

Iさん。「片桐さん、よく来てくれました。寒い中、ご苦労様です」と言って迎えてくれました。店内には僕のポスターを掲示してくれていますし、応援してくれている心が伝わってくる話をしてくれました。同行してくれた皆さんも「良いお店ですね」と話してくれました。印象がこの次の来店につながると思いますから、店主の人柄と応対のあり方を学ぶことができました。

K会社を訪問しました。応対してくれた社員さんが「片桐さん、こんなに寒い中、来てくれたのですか。社長、社長、片桐さんが来てくれましたよ」と社長を呼びに行ってくれました。応対してくれた社長は「寒い中、訪問しているのですか。本当にご苦労様です」と笑顔で出迎えてくれました。笑顔が飛び交う空間は温かい空気が吹き込みますから、心が温かくなりました。

Tさん。会社を訪問したところ、丁度、T社長が帰ってきてくれました。「片桐さん」と車の中から挨拶をして笑顔で降りてきてくれました。「寒いのに来てくれたのですか」と迎えてくれたことに感謝しています。「今は子どもが仕事をしてくれているので嬉しいです」と話してくれたように、子どもが後継者として前面に立って仕事をしているようです。地方都市の中小企業は後継者不足が大きな課題となっていますが、ここでは息子さんが後を継いでくれているので事業継承はうまくいっているようです。お客さんのためにも、会社で働く人のためにも、事業が継承されていることを嬉しく思います。

ブランド力

昨日、和歌山市の中心地を見て回りました。案内してくれたのが尊敬する経営者ですが、その時の話は昨日の活動報告「フィクション」の中で一部触れています。その経営者から連絡をいただき「私は事業よりもこの地域の発展を思っています。街の顔ともいえる場所には、ブランド力の優れた全国レベルの事業が進出してくれることが大事なことです。ブランドがある事業は、集客力は絶大ですし周辺地域への影響力があります。ブランド力のある店舗が立地してくれると、周辺への影響は大きく相乗効果が生まれます。同じくブランド力のあるお店が進出することや土地の価値が上昇することなどの期待が発生するのです。地域再開発をするだけでは真の地域の活力につながらないので、ブランド力の持った民間事業者が当該地域に進出してくれることが必要です。ブランド力のある店舗が進出してくれることは地域再開発の成否を占う条件になります」。

昨日の中心地周遊から、その効果を期待したいと思います。